地下のトンネル内に駅のホーム? – 筒石|糸魚川市

今年、佐渡の旅をした時に「宿根木」という漁師の村に案内された。

記事はこちらからどうぞ → 花の浮島-佐渡 宿根木

ここは北前船で栄えた港町で船大工の技術が終結した板囲いと黒瓦の民家がひしめくように建てられて狭い路地が続いている。
路地フェチ、建物好きの私には堪らなく魅力的な風景であった。
→ 宿根木の公式ホームページはこちら

新潟の糸魚川にも同じような港町があると知った時から「行ってみたい!!」と、うずうずしていた。
フォッサマグナミュージアムを出て日暮れまで1時間半ありそうだったので、25km先の「筒石」まで車を走らせた。

そこは、糸魚川より上越に近い海辺の集落で宿根木とよく似た漁師の家が並んでいた。

屋根のすぐ上は日本海、その上は夕日が差し込む明るい空、その上は今にも雨になりそうな黒い雲が広がる風景。
海際の国道から集落には入りにくく筒石駅に向かう山際に車を停めて、集落に向かう階段を下りた。
時々ポツポツと雨粒が落ちてくるけれど、気にならず集落の道に辿り着いたしかし、住民に出会うことは無かった。
家の周りの生活感に比べるとひっそりした路地の雰囲気は対照的だ。


筒石は、山々と海岸線のわずかな平地に家があるため、木造家屋の多くは間口が狭く、3階建ての住宅となっている。
昔は壁を隣の家と共有していたという頃の名残か、人が通るの事の出来ない隙間から海と空が見える。

国道より、まだ海側にも家があった。

この集落の上の道を進むと「えちごトキめき鉄道」の筒石駅がある。

筒石駅は夏でも寒い地底駅である。
「地下のトンネル内に駅のホームがあることで有名です。ホームは海抜20mに位置し、駅舎とは40mもの標高差があるため、階段で約280段も上り下りしなくてはなりません。とてもめずらしい駅です。」(糸魚川ジオパーク協議会HPより)

この日はホームまで下りる時間は無かったので引き返したけれど「かっこんの雑記」を読むと今更ながらの興味をそそられる。
→【階段290段】筒石駅を観光しよう❗➀【想像を絶するトンネル駅】(かっこんの雑記)

雨雲の隙間をこじ開けて日本海に沈む夕日が一瞬見られた。

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