春の九州旅行ー高千穂神社・高千穂峡

高千穂神社は、約1900年前の垂仁天皇時代に創建され、主祭神は高千穂皇神と十社大明神で、特に農産業・厄祓・縁結びの神と言われる。
天岩戸神社に比べると印象が薄い。
近くの荒立神社が縁結びの神様として信仰を集めているし、すぐ傍の高千穂峡に興味を奪われて少し寂しい神様の印象だった。
前日夜神楽を観に来た神楽殿の隣だった。

階段途中の狛犬は珍しい鉄製だった。

パワースポット高千穂峡は、過去4度にわたる阿蘇のカルデラによる大噴火によって火砕流が流れ出たことで形成された渓谷であると「ブラタモリ」で紹介されていた。
高い所では100mもある柱状節理の断崖絶壁の渓谷が、約7kmに渡って続き美しい景観を造っている。
渓谷の狭まったところにある真名井の滝は日本の滝100選にも選ばれており、渓谷から17m下の河原まで流れ落ちる水が人気スポットになっている。
「17m落水する滝のようには見えないなー」と言うのが感想だったが、前日の大雨で増水し名物のボートは休業となっていた。
峡谷は水害に弱いようだ。

2022年9月の台風14号の豪雨で渓谷の五ヶ瀬川は増水して遊歩道の手すりや、路盤が濁流にのまれたり一部崩壊するなど大きな被害を受けたので、1kmの遊歩道は今も閉鎖されている。
当時水位は通常より14m近く上昇して落差17mと言われる真名井の滝の落差は3mまでになったと報道されている。
未だ半年前の災害なので爪痕は大きく残っていた。
下記のNHK NEWSWABに当時の映像がありました。

NHK NEWSWEB

ガイドさんのご案内があったので要領よく回れたけれど、自力で行ってないので神社の位置関係が全く分からなかった。
地図を開いて確認すると、トップ写真を写した遊歩道の滝見台の先が立ち入り禁止だった。
その先に高千穂三橋が見えたはずだ。橋好きの私にはちょっと残念な結果だった。

高千穂峡の五ヶ瀬川は途中で岩戸神社の方に分かれて川の名前は岩戸川になる。
台風の影響は天岩戸神社にもあって河原に積んだ石が全て流されたが、ひと月もしないで景観は回復し石積みは元に戻った。

午前中で高千穂峡の観光を終えた私達は、宮崎県延岡市経由大分県臼杵市の石仏へ寄って夜のフェリーで帰宅である。

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