ちょっと残念なツアー旅行 – 然別コタン、さっぽろ雪まつり|豊頃町

北海道3日目の朝、バスの出発はam8:00
ホテル到着時間が連日遅いので疲れがたまってきた。
温泉で寛ぐ余裕もない早朝の出発がツアー旅行の悲しいところ。
朝一番は、30kmほど先の豊頃町の大津海岸でジュエリーアイス(トップ写真)を見学した。
ジュエリーアイスとは、十勝川の氷が太平洋に流れ出し、河口の大津海岸に打ち上げられる氷の塊が太陽の光を受けて輝く様の事を言うらしい。


「はーい、お写真撮られたら出発ですよー。今日のお昼は遅い時間になりますよ。」と、添乗員さん。
(何故ならお昼の食事処とは反対に90km走りまーす。おおよそ1.5時間 冬道ですから←実情)



着いたところは然別湖コタン
イーグルと呼ばれる氷の館がいくつも造られている。


吹雪き始めたので一番大きなイーグルに入った。
そこに、厳冬期のみ表れるという「Ice Cafe」があった。



氷で出来たグラスにウオッカとかっこよく飲める人もいるけれど、我が家は紙コップでココアを飲んだ。
ここには氷の上に露天風呂もあるらしい。


然別から又十勝に戻り、食事休憩をして札幌雪まつりの会場に行くというかなりハードなスケジュール。
バスを降りている時間は4時間、乗ってる時間は8時間。
寒い時だからというものの、本当に行くだけ、見るだけ。
すっかり暗くなって札幌に着いた。


空いているとはいえ、大通り公園の近くはバスの混雑がすごい。
公園からかなり離れた所でバスを降りた。
「何時に公園に着いてもバスの出発はpm7:00です」バスガイドさんの非情な声。
札幌の道路は碁盤の目のようにきちんと作られて、その上各通りには信号がある。
時間がない時に限って信号は赤くなる。
家人は、「予定時間の半分になったら、その時点でUターンするんだよ」と、後ろから煩く声をかけてくる。


雪まつりの雪像は並んでいるものだと思い込んでいたら、そうではなかった。
雪像の間は飲食店が立ち並び、一方通行の人をかき分けて前に進むのがやっと。
雪像にはレーザー光線が当てられて飛び出す画面が作られている。
何やら、物語になっているようだ。
けれどその映像を見ている時間はなかった。
ゼーゼー言いながら先へ先へ。


何が何やら分からない内に、全身に汗が流れ、走りすぎて足も痛い。
泳いでいるかのように走ってバスに戻ったら、ちょうど午後7:00だった。
最後にならなかったのは家人のお陰。

札幌のお宿は大通公園から50分も離れていた。
バスを降りると、夕食は午後9:00までです。
1時間もないよ。

このツアーのプランナーさんは夏の道路と冬の道路の区別がつかなかったとしか思えない。
高速道路といえども、前にラッセル車が走ると後続車はノロノロと連なり、到底予定通りには到着出来ない。
ツアー客は着ぶくれして、トイレの列は長くなる一方。
無理に予定を積み込むと、見ただけ、行っただけ。何も心に残らない。
決してお安いツアーではなかったので、まさか札幌の郊外のレジャーセンターもどきのホテルまで連れていかれるとは思いもしなかった。
翌朝は7時40分出発。
45分間雪まつり会場による予定だった。
11時の飛行機に乗るのに、この郊外からどうやって雪まつり会場に行くのだろうかと思っていたら、案の定。
「雪まつり会場は寄れません。空港に直行します」
元々、寄れるはずのない遠いホテルだ。
空港に直行しても到着は、フライト時間まで1時間を切っていた。
搭乗口は空港の端。
走る走る。
このツアー何か変だった。

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