春の九州旅行ー天岩戸神社から天安河原

国東の神社、摩崖仏に始まり阿蘇神社から高千穂へ神や仏に頼る世代になったとは思ってもいなかったのに、思い返せば今回の旅は神と仏の地を巡っていた。

天岩戸神社と高千穂峡はガイドさんをお願いした。
ガイドさんは宿まで迎えに来てくれて、早速天岩戸神社に向かった。


天岩戸神宮は西本宮にお参りした。神社の案内は神社の禰宜さんによるものだった。
神社の中は撮影禁止なので写せなかったけれど、西本宮から川を挟んで対岸にご神体は祭られている。
岩戸川の対岸にある天岩戸そのものをご神体としているため、社殿にはご神体を納める本殿はなく、拝殿のみとなっているので禰宜さんのご案内で拝殿の背後で天岩戸を直接拝観するための遥拝所までご案内をして頂いた。
高千穂はしめ縄発祥の地と言われているけれどご神体のある場所はしめ縄が張られてなかった。
それは、鬱蒼とした木々に阻まれ、しめ縄が張れない断崖絶壁の中腹(地上50m上からも70m)にあったからだ。
2020年、コロナ蔓延の頃世の中を明るくするためにクラウドファンディングで資金を集め 登山家の協力を得て12月18日「天岩戸」に神社創建以来、初めてしめ縄を張る「しめ縄張り神事」が執り行われた。

しめ縄が七五三の垂れになっているのを珍しいと思っていたけれど、七五三が一般的なのだそうだ。
これから注意して見てみよう。
注連は右を頭として天神七代、地神五代、造化の三神と、神様の数を表しているそうでいづれも割り切れない数字と信じられたおまじないでもあるそうだ。
しめ縄は単に結界と言う意味に思っていたけれど色々といわれのあるものだったと、初めて知った。
トップ写真は天安河原のしめ縄で七五三が分かり易い。

本宮の参拝が済むと再びガイドさんと岩戸川に沿って細い道を辿って奥の天安河原に向かった。
平坦な道ではなかったけれど川の流れが心地よく神聖な地に向かう気持ちになれる。
この場所はパワースポットだそうだけれど、悲しいかな何も感じない。


天安河原に近づくと、雰囲気は少し変わる。
鳥居やしめ縄や石積みがあるせいだろうか。
天安河原は八百万の神々が天照大神を天岩戸から出すための相談をした会議室であったらしい。
此の河原の一角に「仰慕窟(ぎょうぼがいわや)」と称し間口40m、奥行30mの大洞窟があり、ここにお参りすると願い事が叶うと言われている。


河原には願掛けの石が積まれて、独特の雰囲気を感じる場所になっている。

中には芸術作品も

この後はいよいよ観光のメッカ高千穂神社と高千穂峡である。

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