湖国晩秋-2

長浜市高月町の渡岸寺には日本全国に七体ある国宝十一面観音の中でも最も美しいとされる日本彫刻史上の最高傑作といわれる観音様が安置されている。
訪れている人はなく、静かな境内だった。
十一面観音像は寒い時にはお参りしがたくて、巨木の欅を見にきたけれど残念ながら既に散っていた。
紅葉は真っ赤で美しかったけれど未だ幼木のようだ。

湖北の見物は、ここを最後に琵琶湖の一番北の道路を通って湖西路に戻った。
北湖は時雨模様でいくつか虹がかかっていた。
北湖から湖西に戻れば、そこには有名なメタセコイヤの並木がある。
意外に道は空いていた。

しばらく走ると、メタセコイヤの並木は突然の渋滞で動かなくなった。
ピックランドの駐車場に入ろうとする車の列だった。
1車線なので直進車もノロノロと進むしかなく、そこは両方向から入庫待ちの車が道を塞いでいた。

秋の日暮れは早く、渋滞を抜けて家路につく頃には月が登り夕焼けが広がっていた。

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