GARDEN SHOP LEAF HOUSE|秘密の花園 ‐ アンジェラさんの庭|栃木 那須
那須塩原のアンジェラさんの庭は「秘密の花園」
PC上を検索しても「秘密の花園」のようで、わからないという情報しかなかった。
そういうお庭は本当に「秘密」だから他人はお訪ねしてはいけないかもしれない。
反面、そういうお庭は見たいものだ。
最初にお訪ねしたK邸の近くのようなので、お聞きしてみたけれど
「今年はopenしているかどうかわからない」
ますます、秘密の花園だった。
こういう時はあっさり諦めようとKさんも勧めてくれた「GARDEN SHOP LEAF HOUSE」さんに行った。
素敵なご夫婦ですよとお聞きしていたけれど、聞きしに勝る素敵なご夫婦だった。
小雨の中作業をしながら、私たちの動きにも気を配ってくださる。
LEAF HOUSEさんのギャラリー
そこで「今 アンジェラさん、オープンガーデン中ですよ」とmapを下さった。
詳細地図と言っても、雑木林の中では目印になるものもない。
mapの特徴的な道をナビの位置に合わせると、どうやら行けるかもという場所だった。
「GARDEN SHOP LEAF HOUSE」のお店情報はこちらです
去年のビズの春号に掲載されたので、多くのファンをお持ちのようだけれど、
住所の表記がどこにもないので途中で諦めるしかない、
根気と情熱のある人がたどり着けるという「秘密の花園」だった。
小雨の中、アンジェラさんは合羽を着てバラの咲きがら摘みをしていた。
くるくる動く魅力的な目を持つ小柄な方だった。
早朝4時から庭に出るというアンジェラさんでも、摘みきれないほどのバラが満開の時期だった。
外人グループが「何でアンジェラですか」と聞かれると「アンジェラが多いからよ」と明快な言葉を返していた。
家の中にお招き頂いて、アンジェラさんが庭を作ることになったきっかけを伺った。
元々は別荘にしようと建てた住宅だった。
玄関を抜けると青(グリーン)の部屋、リビングは赤の部屋。
天井が高く、お洒落なカフェのようでもあった。六角形のリビングから見えるバラの庭が美しい。
いつの間にか、部屋に電気が灯った。同世代の庭好きとなれば話は尽きない。
初対面とは思えず、もう何度も伺った友人の家にいるようだった。
冬は毎日スキーに出かけ、雪がないときは走るのが楽しくて今ではハーフマラソンに出場するようになったという。体操系は大の苦手の私には眩しい人だった。
雑木林を切り開いて、バラの庭になるまで7年間。
全てアンジェラさんが一人で作った。
遠路に石を敷き、バラを植えパーゴラもお手製。
バラの栽培は本を読んでの独学だった。
たっぷり作られた薪もアンジェラさんが薪割りをして作ったもの。
遠い距離を訪ねてくれてと喜んでくれたけれど、私こそ、アンジェラさんにお会い出来て元気を頂いた
●アンジェラ邸の情報
栃木県那須塩原市戸田117-25
清水 貴久子様
TEL:0287-68-0704
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