春の九州旅行ー阿蘇神社・大観峰・草千里

別府から阿蘇に行くには由布市の水分峠から阿蘇市一の宮地区を結ぶやまなみハイウェイを利用した。
由布岳や九重連山が間近に迫る雄大な景観は、初めての人は驚き、感動するドライブウェイである。
よく遊びに来た城島高原から湯布院に行く道は冬枯れで茶色の山だったけれど、懐かしい山並みと道路は曲がり角まで覚えているように変わってなかった。

長者原や寒の地獄と懐かしい場所を通過して阿蘇市一宮の阿蘇神社にお参りした。
この日は「家内安全」ではなく「WBC優勝」を祈念した。


阿蘇神社には熊本震災の直後に来て、倒壊した楼門と拝殿を見て呆然としたが、7年が経過して復元工事がほぼ終了したと聞いて安堵した。
参拝の後は大観峰を目指した。
所々に在る展望台に寄ったけれど、阿蘇五岳を説明できる程雲が上がらなかったのは残念。
阿蘇山は単体の山ではなく五岳を総称している。
五岳は東から順に根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳を指しその稜線がお釈迦様の寝姿に見えることから釈迦の涅槃像と言われている。
私はいつも根子岳をネコと言って親しんだ。
覚えやすく親しみやすい阿蘇の山々である。

外輪山は綺麗だった。

阿蘇の火口は立ち入り禁止で阿蘇山上広場までしか車は入れなかった。
ここは緑が無いと荒涼として見える。

草千里はもう1週間もすると緑が見え始めるのではないかと思うけれど、行った時は茶色の風景だった。
私は茶色の草千里に来たことは無いので、山の姿も草千里も知らない姿を珍しいと思った。
でも、初めて来る人には青々した草千里の季節が良いだろう。
「草千里珈琲焙煎所」と言うお洒落なカフェとショップがあった。ここだけは若い人で賑わっていた。


この日の宿は高千穂市で草千里から1時間ほどの距離である。
夜神楽見物の予約をしているので、美しい緑の草千里は頭の中で想像して高千穂に向かった。

冬の阿蘇の芽吹きの前は山焼きが行われる。
今は見たこともない山色に驚いた。

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