春の九州旅行ー国東半島仏の里・田染の荘・真木大堂・熊野摩崖仏

最近は棚田百選の棚田に遭遇する機会が増えた。
田染の荘も棚田百選だ。
けれどこんなのでいいのかなーと思える風景しかなかった。
そこには棚田を眺めるベンチまであったので、そこを正解とした。

合点がいかない写真にがっかりしてnetをググると「田染荘全景を撮影するには朝日夕日観音の展望台に登る必要があります。 6~7分位の行程です。 駐車場は展望台入り口付近か延寿寺裏の荘園の里に停めます。 googlemapに出てくる田染荘展望台からは全景を撮れないので間違わないようにして下さい。」と書いているページを発見した。そして全く違う綺麗な田んぼが撮影されていた。
何故行く前にこのページを見なかったのかと悔やまれる。

気を取り直して真木大堂へ 
豊後高田市には国指定重要文化財の木彫仏は14体ある。
その内9体の仏像が真木大堂にある。
収蔵庫内に安置された木彫仏は撮影禁止
ホームページでご覧ください。
そしていよいよ最難関の熊野摩崖仏へ
摩崖仏は、寺の脇から急な山道を300メートルほど登ると、鬼が一夜にして積み上げたという伝説が残る自然石を乱積にした石段に達する。


この急峻な石段を登ると左手が開け、岩壁に刻まれた2体の巨大な磨崖仏が現れる
向かって右側は、平安時代後期の作と言われる「大日如来」で7m
左側は鎌倉時代前期の作と言われる不動明王は8m
摩崖仏に来たのも2度目になる。前回は10代だったので難関だった記憶はないが今回はしんどかった。
何処まで歩いても鬼が積んだ石段に行きつかないのだ。
石段を登れば摩崖仏に会えると思うのに、石段の前の山道も長い上り坂だった。
鳥居が見えて石段が見えた時はホッとしたけれど、その石段を登るには気力も必要だった。
登りつくと不動明王が直ぐに見えた。
憤怒の顔かと思えば口元に笑みがある。
60年ぶりの再会である。
不動明王は変わってなかった。


もう一度来るかと言われたら未だ登れそうな気がしたけれど、さてどうだろうか。
小雨の中を別府温泉に向かった。

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