兵庫県豊岡市の底力|玄武洞

ひと月ほど前に城崎温泉の帰りに寄った玄武洞
圧倒される景観だった。

日本には、関東地方から九州地方まで1,000kmにも及ぶ日本最大級の断層「中央構造線」がある。
大鹿村の「中央構造線博物館」に行って以来、地層のずれや火山活動で出来た柱状節理に興味が湧いた。
日本海側の海岸線を走るといたるところにに柱状節理が見受けられる。
その中でも「玄武洞」の柱状節理の壮観さ美しさは別格だった。

玄武岩は、切り出しやすいことから石垣や庭石・護岸工事など豊岡市内の各所で使われた。城崎温泉街を流れる大谿川(おおたにがわ)の、風情ある石垣のような護岸も、玄武岩で作られている。大谿川の場合は、切り出した石ではなく、大正時代の大地震で崩れた石を街の復興に使ったものだ。
鉄分を多く含む玄武岩は、漬け物石としても最適で、代々大切に使い続けている家や店もあるという。(Lineトラベルより)

玄武洞は、観光地としては地味で大人向きかも知れないけれど、子供の頃にここを知れば人生が変わることがあるかもしれないと思うほどのスポットだった。
そしてここの見学には有料の「玄武洞案内ガイド」を利用すると良い。
玄武洞のガイドさんは非常に勉強されていて、色々な方向から飛んでくる質問によどみなく答えてくれる。

玄武洞公園の地形は、約160万年前の火山噴火で流れ出た溶岩が固まったものだ。
溶岩が徐々に冷えていく過程で、表面は収縮し割れ目が生まれる。
割れ目は冷え具合にあわせ、規則的に内部へと伸び、やがて「柱状節理」と呼ばれる石の柱となった。
そして、玄武洞公園は、地場逆転の世界的な発見場所でもある。
地場逆転は、地球のN極とS極が入れ替わる現象、5億年前に頻繁に起きていた。
方位磁石を玄武岩に近づけるとNS極が反対になる。

宇宙時代が始まっているけれど、地球はまだまだ面白そうだ。

暫く、ブログをUPしてなかったので、お問い合わせを頂きました。
ご心配をおかけ致しました。
年末に姉母が他界致しまして、すっかり日常を忘れていました。
早く日常に戻るために、ブログを書くところから慣れて行こうと思います。
今年もよろしくお付き合いして下さいませ。

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