大地の風景/積丹半島・ニセコ・洞爺湖
北海道の岬めぐりの最後の地は2年前に行った積丹半島だった。
地図上にある北海道の岬の全てを踏破するのにふさわしい岬だった。早朝に歩き、帰る頃は小雨が落ちて岬の先がかすんでしまった。
次の目的地「ニセコ」は、スキーリゾートとして有名な場所だけに夏場は静かな街だった。けれど、目の前にある「羊蹄山」は、富士山をそのまま小さくしたように美しい姿でニセコの街を抱いていた。
毎年、北海道に出掛けているけれど、ガーデン巡りがほとんどだったので積丹やニセコは後回しになっていた。
わざわざ行く計画をしなければ限られた日数の中では回れなかった。
が、裾まで綺麗に見える羊蹄山を見た時は、数日ここに滞在したいと思うくらいに感動した。
道東とは違う時間が流れているようにすら感じた。
手を入れてない空き地が多かった所為か、パン屋やカフェが広い空き地にポツンとあるように見えた。
そんな店を1軒づつ回りながら空気を濃く感じたものだ。
当時は未だ、コロナが完全に収束してない時期だったので、特にそうだったのかも知れないが。
空港に行く道すがら洞爺湖に寄った。
有名なカフェのある月浦にはもっと絵になる風景があった。
いま、北海道を旅行中の私の友人が今日あたりはニセコかなと、思ったら羨ましくて想い出写真を引っ張り出してしまった。
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