層雲峡から阿寒湖へ – 刑務所の話

北海道2日目は層雲峡から石北峠経由で網走へ向かった。
石北峠は冬場は危険な道路で以前観光バスが転落したこともあるようだ。
聞こえは悪いけれど、雪見旅を目的にしているのでこの道路には少し期待をしていた。
が、雪は少なく熟練の運転手さんのお陰で、まるで夏のドライブのように快適に直線道路を走り抜けてしまった。



そして着いたところは「網走刑務所」近くの天都山。
網走刑務所は極悪犯罪者が入るところと思っていたら全く違うようで2、3年で出られる軽い形で再犯の人が入るとか。


条件が厳しいから誰でも入れるわけではないとバスガイドさんが笑わせてくれる。
刑務所の周りには学校や住宅が立ち並ぶ。
それ程安全な刑務所という事らしい。
2年も入れば農業を一通り学べて、外に出た時は生活できるようになるらしい。
ここには全国の刑務所で作られたものを販売する売店があるというので行って見た。
木の物が好きなので旭川刑務所で作られたバターケース大の小箱を買った。
つるんとした木肌が気持ち良く、目的もないけれど手放せなかった。


天都山から眺める網走湖
葉を落とした枝から透けて見える湖もさることながら葉っぱの葉脈のように見える木々が特別目を惹いた。


昼食が済むと一路摩周湖に向かった。
北海道の日の入りは早く4時を回ると日暮れの感じがする。
それでなくても、摩周湖は気まぐれで、滅多にその姿を見せてくれないらしい。
すり鉢状になっている湖を、覗き込む形で見学するのでちょっと条件が変わるとスーッと姿を消すという事らしい。
私が行った時も見えたり隠れたり。
チラチラと小雪が舞い始めて晴天が崩れたので透明度が深いので冬はエメラルドブルーとか言われていたけれど、濁り水のようにしか見えなかった。


少しの雪が飛ばされないように木々の枝にへばりついている。
太陽が当たれば、さぞかし美しく輝きを増しただろう。
想像するだけでも、私には十分美しかった。

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