平泉寺白山神社|勝山市

北陸自動車道を走る時は何時も霊峰白山の姿を探す。
白く輝く白山を見つけると「得をした」ような気持がしたものだ。
ある日、能美市の「福喜寿司」でランチを頂いていた時に、お店の方が「毎月おついたちには、白山神社にお参りをする」という話をされた。
地域の人が信仰する「白山神社」は、お参りしなければ落ち着かないような話し方だ。
そして頭の片隅にいつかはお参りしようと思っていた。
暑さが落ち着く頃にと思っていたけれど、涼しくなる気配はないままに9月に入ったので、思い切って出かけることにした。
先ずは、家から近い勝山市の平泉寺さんから参詣することにして、ガイドさんの申し込みをした。
すると、すぐにガイドさんからお電話を頂いて、午前8時に駐車場で待ち合わせることにした。
参拝と見学のコースはショートとロングがあったので迷わずロングコースを選択した。

平泉寺とコースの詳細はこちら⇒

午前8時には既に30度を超す暑さになった。
が、境内は古い大きな杉の木と、足元の苔が暑さを幾分和らげてくれた。
歩き始めて直ぐにガイドさんが「『東尋坊』は平泉寺のお坊さんの名前だったのです。」と言われた。
午後のメロドラマかサスペンス劇場でみる荒れ狂う東尋坊は単に地名ではなくて、平泉寺のお坊さんが悲劇の最後を遂げた場所に付けられた名前であったとは初耳だった。

開祖泰澄が平泉寺に訪れたとき、白山の神が現れたところと伝えられている御手洗の池
平泉寺の名前の発祥の地



1300年前からある石垣は野積みの石造りで苔が貫録を増していた。大津市坂本の穴太積とは微妙に違うと感じた。
光の矢が杉の木の上から神々しく射し込んで、朝の空気の清々しさを浴びた。

拝殿から三宮までの階段を上り終える頃には汗が噴き出た。
そこから少し下って、6000坊あった僧侶の住居跡に向かうと掘り起こされた石ころだらけの道が延々と続いた。
福井県は朝倉遺跡や恐竜博物館等々沢山の遺跡を発掘して現在に蘇らせた名所がある。
文化を大切にする県の意気込みを感じる。
2時間半近く石の階段や石ころの道を歩いたので、さぞかし歩数を稼いだと思ったら6000歩位だったのは想定外だった。
けれど、階段を上がった回数が多かったので良しとしよう。

見学が終わると145kmを走って高岡に直行した。
去年、風の盆の帰りによった蕎麦屋「喬文」はすぐに売り切れて閉店になる。
冷たい「すだち蕎麦」が美味しかった。

ガラス鉢の蕎麦が見えないくらいに、すだちが乗せられた蕎麦はあっさりして腰が強い蕎麦だ。
私達は滑り込みセーフ、すぐに売り切れの紙が張り出された。
何はともかく「早起きは三文の徳」

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