マイナポイント騒動記

頂けるものは頂くのが正しいと信じる私は、マイナンバーカードを作るとマイナポイントを頂けるという話に乗ることにした。
忘れないように1日という日を選んで、7月1日にマイナンバーカードの手続きを開始した。
ネットでやってみると存外に簡単だったので、気をよくして家人の分も申し込んだ。
待つことおよそ2か月。
9月1日からのマイナポイントの手続きに合わせるかのように8月末に受け取りに来るようにと連絡が来た。
マイナンバーカードを受け取ると、市役所の7階でマイナポイントの手続きが出来るらしいのでついでに片付けようと会場に行った。

マイナポイントが普及しない理由が分かるほど、面倒な手続きだった。
結論から言うと、スマホのアプリを使ってする手続きが一番簡単だ。
カードによるとパソコンからは出来ないものもがあり、市役所で簡単に出来たのはpaypayで受け取る方法だった。
何が大変だったかというと、スマホを持たない家人はカードも1枚しか持ってない。
そのカードは、未だパソコンでの受付が始まってないということは市役所では分からなかったから、無闇に時間がかかり沢山の人を待たせる結果になりそうだから、途中でやめてしまった。
パソコンと言ってもタブレットの画面より小さく、字が小さすぎて読めない。
その字を読むとマイナポイントが付く時期はそれぞれに違う。
それを読むのは到底無理な環境だった。
市役所の職員さんも操作を教えてくれるけれど、まだ詳しいわけではない。

帰り道にセブンイレブンに寄ってみると、マイナポイントの画面が用意されていた。字も大きく見易い。
ところが私が手続きをするカードは受け付けない。
電話をするとセブン銀行関係に限られているようだった。
乗りかかると解決しないではおれないので、その先の郵便局に行くとマイナポイントのコーナーが開設されていた。
ところが画面は一段と小さく、マウスがないので指では操作しにくい事この上ない。
画面は立ててあるので、正確に数字を打ち込むことは難しい。
ついにgive upして家に帰った。
成功しない時の疲労感は半端ない。



夕食後、再挑戦をスマホでやってみるとモノの数分で出来た。
今日の半日は何だったの。
スマホのアプリが一番簡単とどこにも書かれてない。
市役所のパソコンでカードリーダーに繋いだので、カードリーダーのあるところでなければ出来ないと思い込んだところに最初の間違いがあった。
市役所で「スマホで出来るはずでは?」と言ったら「スマホもどれでもという訳ではないのです」と言われたので私が持っているようなスマホでは無理なんだろうとこれも思い込んでしまった。
どちらにしても、スマホを持ってないと面倒くさいことは確かだ。
それに、利用額20000円に対して最大5000円分のポイントが付与されるというのも、肩透かし。
利用額が少ないと5000ポイントには到達しない。
こんな面倒なことしないで、もっと普及する方法を考えられなかったのかな。

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