図書館に提案

大津市の図書館は随分古くなった。
本館は駐車場もなく、中々利用しにくい町中にある。
提携駐車場もあるらしいけれど、かなり距離がある。
図書館は市の文化度のバロメーターと思う私は、図書館の使命は何だろうかと考えてみた。
無料で本を借りて読むだけの所ならその機能は、はたしている。
もっと発展させて、図書館に行けば何かやりたい事が見つかるような場所にはなれないものか。
びわ湖と言う大きな湖の周囲をマンションや菓子屋のショップに使ってしまうのは勿体ないのではないか。

たねや HPより

京都駅に9分で行ける大津市は、子育ての町の資格を十分に有している。
子育て世代に金銭的補助をすれば、子供が増えると考えるのは短絡的ではなかろうか。
図書館の役割は将来への投資になる。
明日結果が出なくても、図書館が育てた子供が活躍する日は必ず来ると思う。
全国の図書館の取り組みを見学して欲しいものである。
私が図書館の洗礼を受けたのは富山県だった。
広々と明るく、書架は低く設定されて圧迫感が無かった事にビックリした。
富山まで行かなくても、近くには守山市にもある。

本だけじゃないよ♪建物や空間も楽しめる日本全国のステキな図書館10選

昨年末に訪問した四国の小さな町、梼原にも「雲の上の図書館」があった。
隈研吾氏ゆかりの土地と言う事で他の町とは成り立ちが違うっかも知れないけれど、この小さな町に出来た事だ。大津市がその気になれば出来るはずと期待している。

隈研吾氏は、丹下健三氏設計の国立代々木競技場を見て感動し、建築家になったと言う。
梼原の図書館には、そんな隈さんの子供の頃の愛読書コーナーがあった。

少子高齢化の解決策はお金をばらまく事だけではないのでは?
びわ湖の周りにマンションを造れば、大阪まで電車1本で行けるのだから人口は増えるかもしれない。
人を育てることは入れ物を造る事ではないと気が付いて欲しい。

最近図書館に頻繁に通うようになって、益々それを強く感じる。
市民ホールや、カフェを有す天井の高い図書館が出来たらと夢見るこの頃である。

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