膝裏の違和感とレントゲンの重要性

膝裏の違和感は思いのほか厄介なものであった。最初は気のせいかと思うほどの軽い違和感だったため、まずは整骨院での治療を始めた。しかし、これまでに5回ほど通院したものの、徐々に良くなっている実感はなく、むしろ時にはっきりとした痛みを感じることもあった。
一昨日、スーパーの重い袋を持って階段を上がろうとした際、膝に鋭い「キヤッ」とした痛みが走った。その瞬間、「このままで大丈夫なのか」という不安が一気に広がった。
この1週間は息つく間もないほど忙しく、疲れ果てていた。引っ越しの手伝いというハードワークに加え、毎日のようにクリニックへ通う生活にも正直うんざりしていた。しかし、「もう少し早く診てもらっていたら」と後悔するのは避けたい。そこで、大津市内で評判の良いクリニックに予約を入れた。通常は混雑していてなかなか予約が取れないとのことだったが、幸運にも雪の日だったため、午前中の予約が取れた。
診察では、まず問診を受けた後、今まで経験したことのない枚数のレントゲン撮影が行われた。映し出された自分の脚の骨は立派な状態だったが左足の半月板上部に小さなギザギザした部分があった。これが引っ掛かった時に痛みを感じるらしい。MRIは不要であろうと撮らなかった。痛み止めの薬も必要はないと診断されて、簡単なリハビリ体操を教えてもらった。しかし、これだけで完治するかと言われると心もとない気がする。
脊柱管の写真を見ると骨盤に近い部分が狭くなっていた。腰の痛みの原因はこの辺りにあるのだろう。
診断の結果、まだ脊柱管狭窄症とまではいかないものの、放置すればいずれ脊柱管狭窄に進行する可能性はある。
腹圧をかけた状態で肩の力を抜いて声を出すのがトレーニングになるそうだ。
早い内に現状を知ることで注意を払い、悪化を防ぐことはできるだろう。
結論として、たとえ気のせいかもしれないと思うような違和感でも、まずはレントゲン撮影をしておくことは大切だと反省した。早めの対処が、将来の後悔を防ぐ鍵となるのだから。
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