白山比咩神社|白山市

平泉寺の参拝はかなりの悪路だったので、白山比咩神社は覚悟を新たに再挑戦する気持ちになっていた。
暑い時なので、参拝は早い時間が望ましい。
前日はam8:00にガイドさんと待ち合わせをしたので自宅を出たのはam5:30だった。
それを2日間続けるわけにいかないので、白山さんの門前にあるお宿に泊まった。
明日は早い時間に参拝したいと告げると、「どうぞどうぞ、ここからなら本宮までは3分もあれば行けますから」と言われた時は拍子抜けした。

神社の境内に位置するお宿はもちろん、参拝に都合が良いことが一番の理由だけれど、実は罰当たりなことに、ここのお料理に半分以上の期待をかけていた。 
和のオーベルジュと言われるだけに、手の込んだ美味しい料理が次々に出てくる。
難なくとは言わないけれど、沢山食べられない私でも完食できた。
締めのご飯が鮎ご飯、土鍋にたっぷり入っていた。
けれど、軽く一膳で我慢する勇気。記憶に残る残念さだ。

さて、翌朝6時前、駐車場から境内に入るのは裏道から入ることになるけれど、帰りは表通りを歩けばいいと言い訳をして宿から3分の本宮に難なく着いた。

既に数人の人が参拝していた。
小学生くらいの子供2人を連れたご家族も早い参拝をしていた。
白山さんは平地に建てられているので参拝は車いすの利用でも可能だ。
地元の神様に朝の挨拶をするように、次々に訪れるのはご近所さんのようだ。
昨日より涼しいし、平坦だし、凛とした空気感が心地よいのでゆっくりと私も参拝をした。
丁寧にお参りしていくと、途中でお賽銭を切らしてしまった。
白山さんの御祭神「菊理媛尊『くくり姫の尊』」は良縁を結び、悪縁を切ってくださるという。
人の縁、仕事の縁等々。
女神様らしく、おみくじが辛口なのが人気があるらしい。
欲しかったけれど、既に数枚の一円玉があるのみ。
家人曰く「後でお返しすればいいんじゃないの。欲しかったら頂けば?」などと罰当たらなことを言う。

表参道に通じるこの道を降りて、また裏口から入りおみくじを頂いた。
小吉だったのはいい方なんだろうけれど、今を頂点にして下るだけとか書かれていた。

一息入れて朝食の時に、もしかしたら、昨日のお客は私たち2人だけだったかもしれない。
と、気が付いた。
このお宿も45日休業していた。
神様のお膝下も厳しい現実があった。

石川県小松市の日用町(ひようまち)の苔の里
「加賀温泉郷の粟津温泉から車で約3分に位置する里山集落で、現在7世帯が暮らしています。 代々林業が盛んで、杉の木立に苔むす庭と古民家、初夏にトンボ飛ぶ小川と田園など日本の美しい自然と文化を残し、全国農村景観百選に選ばれています。」
お宿を辞して向かった先は、地味な場所だけれど苔が美しい。

平泉寺と苔の里でたっぷり苔の魅力に触れてきた。

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