冬の北海道を楽しむー摩周湖シュノ―シュー
摩周湖には何度か来ているけれど「霧の摩周湖」と言われる通りいつも霧がかかっていた。
ガイドのIさんに「摩周湖でスノーシュートレッキングしましょう」と言われて以来出発の1週間前からドキドキしながら摩周湖のライブカメラを見ていた。
幸いにも当日の摩周湖はピカピカの天気予報だ。
摩周湖に向かう道、正面には白く大きな斜里岳が見える。
雪の上を歩くのだからシュノーシューは「現代版かんじき」だ。
これを履いて摩周湖の第1展望台から数百メートル摩周湖の淵をトレッキングするというもの。
履くのに手間取ったけれど、履いてしまえば雪上を歩くのは楽しい。
風がうなり声を上げて吹き付け、雪の粉が横に飛ぶ。
願ってもない「青い瞳」と「斜里岳の白い峰」を目の前にすると吹き付ける風も気にならない。
ここに立っている事が信じられない。
私は自分たちを写真に残すことはほとんどないのでIさんがこっそり後ろから写してくれていた。
「この写真があってよかったなー」しみじみ思った。
雪の上にはウサギの足跡らしいものの他は何もなく、観光客も無く3人だけの世界。
時折ぴゅーっと空気を切り裂くような風の声が聞こえるけれど、防寒服は風は通さない。
「服装などの装備が出来ていれば寒さは平気です」というIさんの言葉は本当だ。
ひと汗かいたらすぐお昼
屈斜路湖に向かう途中の「蕎麦道楽」で熱いお蕎麦にしましょう。
道中でキタキツネに会った。
雪原を犬のようにゆっくり歩く姿は北海道でなければ見られない。
もしかしたら犬?
いえいえ、しっぽが違います。
川湯温泉近くのお蕎麦屋さんでは、フランス人らしき人が普通に蕎麦をすすっている。
駐車場の車はレンタカーが多い、函館や札幌ナンバー。
田舎蕎麦は鶏肉たっぷりで美味しかった。
チョット硫黄山に寄り道
高温の噴気が噴出している隣に雪がある。
地下と地表の温度は違い過ぎる。
辺りは硫黄の匂いが立ち込めて、温泉卵が浮かんできた。
屈斜路湖のすぐ隣には阿寒湖がある。
頭の中の地図では阿寒湖と屈斜路湖の位置が逆転していて、途中で位置が分からなくなった。
IさんがGoogleMapで私の頭の中を修正してくれた。
続く
コメント
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本当に!! 素晴らしい旅をされましたね~~
さぞかし 心に残る色々だったろうと 記事を読みながら私も感激一杯です。
ありがとうございました❣
本間さん、いつもコメントをありがとうございます。
私がシュノ―シューを履いてる姿なんて想像も出来なかったでしょ。私が信じられないのですから。旅先は規制なし、身も心も自由になるようです。長生きの秘訣ではなく健康の秘訣よ。