旅に出たなら何食べる|新潟 茶屋長作
自宅から村上市まで走ると凡そ600kmになる。
休憩時間を見込むと7時間は見ておかなければならない。
今までは4時、5時起きで走るのは気にならなかったけれど、走れるとしても知らぬ間に疲れをため込むという事もあるので、出発は6時として目的地は一時間早く着く新潟市、お昼ご飯を目指して出発した。
新潟のご飯は美味しい所が沢山あるらしいけれど、ここには昔から大好きな加島屋さんの本店がある。
加島屋さんの鮭茶漬けを初めて食べた時の衝撃の美味しさが忘れられない。
非常に高価だったので自分で買ったのではないと思うけれど、それ以後見かけると何度か買っている。
関西暮らしを始めた半世紀前は、東京のデパートでしか買えなかったような気がして、東京に行く用事があると聞くと西武池袋の地下で買って来てと無理難題を言ったものだった。
その加島屋さんが新潟にはあるのに他所で食事をするなんて考えられない。
ひたすら加島屋さんを目指して走った。
幸いに1時前には到着出来たけれど、1時間待ちとの事。
一番人気の長作丼(キングサーモン・いくら醤油漬・生うに水たき)鮭の味噌汁、小鉢、香の物
の予定だったけれど、綺麗なメニュー写真を見ているとコロコロと心変わりをして中々決められない。
結局、小どんぶり三種〔鮭・いくら醤油漬・かき揚げ(エビ・帆立・かに・しいたけ・玉ねぎ・みつ葉)〕
鮭の味噌汁、小鉢、香の物
長旅で疲れていたのか、少しづつ全種類を頂いたけれど完食は無理だった。
イチゴパフェが一番美味しかったと言ったら家人はがっかりするだろうけれど、私の思い出の加島屋さんの味とは違っていた。
最近は、お取り寄せもしていないので加島屋さんの味を思い出の中で膨らませてしまったのかも知れない。
加島屋の味を持ち帰ろうとすると、やはり高価だけれど長作で頂くと市価の半額といった感じだった。
それに、お買い得のお惣菜がどっさり販売されていた。
新潟の人はいいなー。
その後は旧小澤家や旧斎藤家別邸を見学して瀬波温泉に向かった。
長い一日だった。
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