半世紀の手しごとに出会う ― 本間明子さん、はじめてのクリアランス

このブログは、手織りと手編みの仕事に半世紀以上を捧げてきた二人の作家による、ささやかで賑やかな展覧会のために立ち上げました。
本間さんと初めてお会いしたのは、「かんじる比良」開催の時でした。
その日、私は衝撃的に素敵な一枚のスカーフと出会いました。
布の質感、色の重なり、身にまとう気配――今でもその瞬間を、はっきりと思い出すことができます。
本間さんは、もともと着物の手織りを学ばれた方です。
私が彼女と出会った頃は、フェルトを学ばれ、最も心がフェルトに向かっていた時期でした。
その頃の作品は過去のBlogにも写真を掲載していますが、今あらためて見返しても「やはり欲しい」と思わせる力があります。
その後、本間さんは再び原点である手織りへと戻られ、現在は日々黙々と、しかし確かな熱量をもって作品づくりに向き合っておられます。
一方でここ数年は「ライアー」という楽器に魅せられレッスンに通い、ヨガを続け、時には車を走らせて信州の山々を見に行くなど、その穏やかな外見からは想像できないほど、軽やかで行動的な一面もお持ちです。
半世紀以上、この道一筋に精進されてきた本間さん。
今回の展覧会は、そんな彼女にとって初めてのクリアランスとなります。
これまで積み重ねてきた時間と技術、そして今の本間さんが紡ぐ布が、並びます。
この機会にぜひ、ご自身の暮らしに寄り添う「特別な一枚」を見つけていただけたらと思います。
その歩みをそばで見てきた一人として、今回の展覧会が実りあるものになることを、心から願い、応援しています。

『上質な手仕事を、日常の装いに』
期間2026年2月6日(金)-8日(日)
個人宅のため、住所の詳細や電話番号は伏せております。
ご興味のある方は下記のフォームよりお問い合わせください。
https://skog-web.com/inquiry
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