宅配便の2日間の遅延とAI対応への苛立ち
年末の繁忙期、宅配業界が忙しいのは重々承知している。ただし、今回の対応にはさすがに血圧が上がった。クロネコヤマトの宅配便に関する一連のトラブルは、顧客としての信頼を揺るがすものであった。
今回のことは私が発送を依頼した荷物が指定日より2日遅れても、到着していない事から始まった。
追跡履歴には過去の日付で配達予定日が書かれている。
どの段階で問題が発生したか知りたくて、営業所に問い合わせをした。
電話をかけると最初に流れは「20秒毎に10円かかります」のアナウンス。 これだけでもびっくりしたのに、繋がった先はAIの自動応答であった。 AIの言葉はゆっくりで、簡単に終わると思って電話を掛けた事を後悔するほど時間がかかった。
伝票の細かい確認に要する時間が半端ではない、そしてそれは有料なのだ。
そして一方的に「1時間以内にお届けします。それでよろしいですか」とAIは返答した。
これには「駄目です」と返事をした。
するとAIは「営業所からお電話します」と言って電話は向こうから切れた。
何としても宅配会社のオペレーターと話がしたいと思ってネット検索をして、漸く固定電話からかける番号を見つけた。電話をかけると「ただいまお電話が大変混雑しています、後ほどおかけ直しください」のアナウンスが流れて一方的に切れた。根気よくかけ直して繋がるまでが一苦労だ。
繋がった電話で、上記の件を伝えると「AIシステムと有料料金については上司に報告を上げます」との事。それで終わられては今日の苦労は報われない。「報告を上げますで終わらないでください。上司のご返事を下さい」と伝えたが果たして?
夜になって、営業所から電話があった。荷物が多くて配達できないのが実情だそうだ。「それにしても2日も遅れるとは」と言う事には平謝りされると次が言えない。
日吉大社名残の紅葉
クロネコヤマトはこれまで長年利用してきた信頼のある宅配業者である。しかし、顧客対応がこのようでは、利用者の不満が残るだけある。
特に、有料のAI対応システムに疑問を感じる。AIの導入が効率化のためであれば、顧客がストレスを感じるような仕組みでは本末転倒だ。
トラブル時こそ迅速かつ誠意のある対応を心掛けてほしいものである。
トップ写真は三井寺の正門
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