保険契約

テレビをつければ入院保険、自動車保険、損害保険のコマーシャルが会社の区別をつける事も困難なほど流れている。
外資が参入して以来損害保険の内容が細分化されて、どれもなかなか魅力的である。
掛け金も従来より安く感じるように説明されている。一日コーヒー一杯分とかいうコピーもあったように記憶しているが、年間やもっと長い期間で考えるとそう安い物ではない。
保険金は小さくかけて、万が一の時には大きな保証を受けられるのが魅力である。ところがこの保険金の未払いが多数あると報じられている。
損害保険の契約は自分で申告して契約するものが大多数であるだけに約款を熟知していなければ保険の保証も受けられない事がある。
約款なんて小さい字で読めるわけもなく簡単なパンフレットで分かった気になるのが普通である。
私は去年2回保険会社にお世話になった。
北欧旅行の際、以前ロンドンで鞄を受け取れなかった時に保険をかけていなかった経験をいかして最低金額の旅行保険にnet から契約をしていた。
買い物はカードでしている。

アアルトの花瓶とイッタラのパン用のカッターボードのプラスチックのパン屑受けが破損していた。
まず、カードの買い物でしたから、カード会社に連絡をしたら、割れたかけらすべてを含む破損品を東京まで送付する。送料は私持ち、その上3000円?か5000円くらいの免責があるがどうしますかと聞かれた。日本で買えば確かに高価ではあるが現地通貨のレシートで換算されるので、手間を考えるとあきらめるしかない。
次に最低金額でかけた旅行保険の会社に連絡をした。
割れた花瓶の写真とレシートを送る事で、花瓶の保証はすぐに解決した。
イッタラのカッターボードカバーについては日本で買えればその金額を保証しますという回答になった。破損品は私の町の支社に届ければよいとも回答してくれた。
カッターボードカバーだけを売ってもらえるかどうかが一番の難関であったが輸入代理店にお願いしていたら、なんとか見つけて譲って頂いた。5~6000円したと思いますが、日本で入手したにもかかわらず、保証を受けられた。カードに保険がついているのでそれまで海外旅行でもわざわざ保険をかける事はなかったが、それ以来旅行の度にnetで保険をかける事は怠っていない。
その後は台風でテレビのアンテナが壊れてしまった。これは建物の損害ではないからと保険はきかなかった。
去年は地震や台風の被害が続出したが、保険金はなんだかんだといわれて十分に保証されていないのではないでしょうか。
保険は一度たな卸しをして目的にあっているかどうか確認しておかないと、いざという時に役立たない。
損保会社に不払いがあったという事は払うべき物を払っていないという事です。不払いにした事項を詳しく報告して欲しいですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

生活・文化の情報収集

ブログランキングで生活・文化関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る