焼き物の里

鉄と陶器のコラボ

何年ぶりかに信楽に出かけた。
以前は、年に何度も通った場所ですが、転勤中に東は笠間、西では有田、小鹿田等々の焼き物の里を回っていた。
信楽や備前の焼き締めの強さにくらべると、有田の絵つけは優しく雅びに感じる。また唐津焼の絵は素朴であきない。
以前に行った唐津の料理屋「飴源」で出された唐津焼の器のいくつかに丁寧な金継ぎがほどこされ、代々大事に使われている事に感じいってしまった。連れ合いは感心すると自分でもしたくなる質で仕事の合間に金継ぎ教室に通う事になった。順番は逆だと思うが金継ぎから陶芸にまで手を伸ばした。
今日の信楽行きは穴窯に火を入れているので薪を入れるというのでお供をして来た。
薪を入れるのはベテランの方達が24時間体制で取り組んでいた。1200度を保って4昼夜赤松の木を小さな穴から投げ込んでいる。窯の小さな蓋を外すと美しい炎が見える。
薪を投げ込む瞬間に炎の力が少し弱まり、窯の中に並べられた壷や皿が透けて見える。既に2昼夜炊き続けられている。
お借りしている窯元は、映画「火火」のロケにも使われたと場所であるらしい。
火の色は本当に美しい。
最近は裸火を見る事が少なくなったので、余計に火にはひかれる。
家庭内で見る事のできる、ストーブとも囲炉裏ともガスとも全く違う、めらめらとした火である。熱く苦しく辛い窯炊き作業も薪を入れる時に垣間見る炎に魅せられてできる事かもしれない。連れ合いは日曜毎にゴミの焼却炉をかきまぜていた。ダイオキシンが問題になりそれが叶わぬようになったら穴窯まできてしまった。
鉄工房でも炎と格闘している。
火遊びは男のロマンだとか。。
頑張って撮った写真がパソコンに取り込めない。操作になれていないせいでしょう。
綺麗な炎が撮れているのに残念。

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