日々過ぎるのを待つのみ
目を覚ますとコロナのニュース、ランチの後もコロナのニュース、夕食後もコロナのニュース。
それで一日が終わるようになって何日が過ぎたろうか。
春の花で溢れているだろう園芸店にも行けず、行かないのと、行けないのは精神上全く違う。
肺炎で苦しんでいる人、厳しい介護に従事する人のことを思えば、贅沢なことで愚図愚図言っているに過ぎないけれど段々眠りにくくなった。
用事や予定のない無為な日々は、人の生命力にも影響がありそうだ。
今日、姉母の施設に着替えを届けた。
姉の部屋には一歩も入れる訳でもないし、会える訳でもないけれどハンドルを握ると、ホッとする。
久しぶりにお会いした施設長がひどくやつれて見えた。
施設の入居者や職員に感染者を出してはいけないという責任感は半端ないのだろう。
強い要求があれば姉母に会えないわけではないけれど、私が感染者ではないという証明が出来ない限り私の方からは辞退している。
よそのご家族もそのように配慮されていると聞いている。
それだけに超高齢者ばかりの施設を守る事は生易しくはないはずで、日々のご心労は察するに余りあった。
新型コロナウイルスと戦う皆様、本当にお疲れ様です。
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