Quinteto Del Angel/タンゴ演奏会
タンゴの本場、アルゼンチンから来日公演中の「キンテート・デル・アンヘル」の演奏会へ出掛けた。
会場の大阪フェスティバルホールは満席だった。
50代にこのホールで本場のタンゴを聴き、本場のダンスを観て以来のステージだ。
前夜一睡も出来ずに出掛けたので、会場が暗くなると瞼が下がって来た。
タンゴの演奏がリズムを刻むと気が遠くなるほど心地よくて、うっかり本気で眠りそうになった。
ステージでは情熱のダンスが次々と登場するので目が離せない。
ステージ上のメンバーの抜群のスタイルは美しいかった。
ダンサーのしなやかな体は当然としても、ビオラ奏者エリザベスのスタイルの素晴らしい事。
歌手バネッサ・キロスの堂々としたスタイル。
鍛え抜かれた見事な身体は彫刻を見るようだ。
そのボディーは、芸術になると見せつけられた。
2部の9曲目で楽団リーダーのアンヘルが「ジェラシー」をソロ演奏した。
澄んだバイオリンの音色とテクニックにすっかり心を奪われた友達は「次に生れたら、バイオリン奏者になる」と断言した。
タンゴの名曲がフェスティバルホールの壁や天井に反響して他の事は何も考えられない。
息もつかせぬ2時間の演奏会は万雷の拍手で終了した。
「キンテート・デル・アンヘル」民音HP ⇒ ★
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