表現する作家のジャズライブ

「体につける現在アート」を提案する辻田恭子さんは個展の合間に作品を身につけて祇園花見小路のライブハウスで「ジャズライブ」をやってのけた。
30人でいっぱいになる部屋に彼女の友人知人を招き「迷惑かけてごめんなー」と恐縮するが、本音ではない。
みんなの冷やかしを軽く流しながら、久しぶりにジャズのスタンダードナンバーを聞かせてくれた。
彼女は「朽ちていくもの」を美しいと感じ自然のものをアクセサリーにしてしまう。
今日は展示品の作品を身につけていたが、この人にはぴたりと決まってしまう。
深夜眠れない日々にエリザベス.テイラーの「いそしぎ」を偶然みていたら、リズの演じる画家が昼間は絵を描き夜は歌を唄っていたそうな。
その姿に自分もそうありたいと思ったのがジャズを唄い始めたきっかけになったとか。
教師と教え子の恋愛が背景にあったが、感情を抑え独立していくリズに拍手したと言い添えていたが、仲間から「そりゃおかしいわ。着いていくのが正解やー」と野次が飛んでいた。

なりたい自分は自分で作る。
「あんな大人になりたい」と、子供達に思ってもらえる大人でありたいと話
す彼女はその通りに歩いている。
エネルギーの渦を巻き起こし、仲間のみんなに幸せを蒔いてお開きとなった。

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