薬剤情報提供文書について

定期健診を受ける機会が多くなった。
大体2か月に一度かかりつけ医に受診して同じ薬を頂く。
その都度頂く薬剤情報提供文書が悩ましい。
と、言うのは最近のお薬手帳はスマホのアプリになっていて、QRコードで読み込みをする。
するとそこには薬剤情報が詳しく説明されている。
マイナンバーカードを保険証として利用することによって、薬剤情報などが記録され、マイナポータルで閲覧することができる。
だから紙は不要だ。
ゴミ箱行きになる紙を随分多量に印刷しているものだと旧態依然の薬局の取り組みに辟易する。

同じ薬が出されるのに毎回「薬剤情報提供文書」は要らないという声もある
薬局からは、単に薬剤情報ではなくて「薬学管理料」と言う事になるのでそこに料金が発生して当然と考えているようだ。
だから、「薬剤情報提供文書」と言わずに「薬学管理料」として、個々にプリントの必要があるかどうか聞いて欲しい。
薬の袋には朝昼夜のどこで飲むのかを簡単に確認することが出来る。

高齢の男性が「医者じゃないあんたが要らん事聞くな」と怒っている場面に出くわしたことがある。
薬剤師さんは絶句し男性は憤慨している。
周りの人は凍り付いた。

私は一度ひどい副作用が出た事がある。
「薬剤情報提供文書」に「薬局にご相談下さい」と書かれていたので電話をすると「再受診して下さい」と言われ再受信後に薬を替えてもらった。
その時点では「やっぱり薬局では無理だな」と思っていた。
数年後、又同じ薬が処方されることがあった。私はその時の薬の名前を憶えてなかったが。
その時に薬局は「このお薬はこちらの方には副作用が出ます」と病院に通知して薬が変更されたことがある。
以来、私は「薬学管理料」は無駄ではないと思っている。
だから無闇に薬局を変えないようにしている。

薬局に助けられた経験があると良く分かる仕組みではあるけれど、それでも紙の「薬の説明書」は要らない。

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