ミモザの季節
「お庭のミモザが満開になったらお花見しませんか」と嬉しいお誘いを頂いた。
picはご近所さんのミモザでこの花を数えながら、お誘いの日を楽しみにしている。
蝋梅が咲き始める時に春の気配を感じ初め、ミモザが咲く頃は寒さの気配も薄くなり、心弾む頃になる。
ミモザは大好きな花だけれど、枝は弱く強風や雪の重さに折れやすいので我が家では育たなかった。
ミモザがどれだけ好きでも、また植えたいとは思わない。
他所の庭で立派に育った木を見て満足している。
最近、私は気が長くなったと感じている。
上手くいかないことにイライラしていた過去を思い出しては、何故あんなに拘ったのだろうかと。
この頃は諦めることが多いけれど、諦めたことにこだわらない様に務めている。
年を重ねるという事は、そういう風に心が変化するものなのかも知れない。
でもそれは気が楽で、全てに過ごし易いと感じている。
家人に任せっぱなしにしていた庭も、今年はもう少し手間をかけよう。
この頃は、ちょっと料理が好きになったかもしれない。
20年前に戻って家人と若狭の「瓜破の水」を汲みに行くイベントが生活に加わった。
ついでに魚を買ったり、野菜を買ったり、海を見たり山に入ったりと、生活のアクセントをつけている。
そのせいかどうか、1月にボロボロだった血液検査は全て標準値に戻った。
残された時間が少ないと思うのは、生活を豊かにしてくれる。
年を取るのも悪くはないな。
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