• 2023.7.1
• 観光施設, 青森
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旅ゆけば―観光編・奥入瀬渓流・青森県

奥入瀬渓流は40年ほど前にレンタカーで小岩井農場から青森市へ抜ける道をドライブした事がある。
今回は、青森市から山形県庄内市へ抜けるコースにした。
家人が奥入瀬は初めてなので、ホテル1泊を入れてレンタサイクルで観光する計画にした。
十和田市現代美術館鑑賞の後、奥入瀬へ向かった。1時間もかからない。
午前中に雨が降ったらしく、午後の奥入瀬は緑滴る一番いい季になっていた。
スタートの十和田湖まで車で行って、そこで自転車を借りるつもりだったけれど、雨のあとで自転車に乗る人もなく、車も少ないのでそこから車で引き返しつつの観光になった。

スタート地点の「子の口」は奥入瀬の上流になる。
そこから一番近い見どころは「銚子大滝」だ。
道路に少し膨らみがあり車を駐車することが出来た。
十和田湖を源流とし、奥入瀬渓流本流にかかる唯一の滝である。高さは7m、幅20m。
近くまで行けるので多量の水しぶきを浴びてマイナスイオンで癒される。
この滝は奥入瀬を遡上して十和田湖に入ろうとする魚を拒むので魚止めの滝とも呼ばれいる。

奥入瀬は道路と平行に流れる所や、はるか下方に流れる所もある。
道路のふくらみがあるところでは路肩に車を停めて近くを散策すると、滝や苔むした橋等々が見えて景観の変化を楽しめる。

雨上がりの散策道はぬかるんで苔で滑りやすくなっていたので、川の水に触れることは諦めた。
奥入瀬の景観の素晴らしさをガイドブックで読むたびに、通過しただけで行った気になっていた事が残念でならなかった。
小径を歩き滝や橋を観るとやっとリベンジできたと嬉しかった。
いや、気が済んだ。