旅ゆけば‐建物探訪・旧青山本家・遊佐町・山形県

山居倉庫に向かう12km手前に遊佐町がある。
遊佐町には、北海道小樽に鰊御殿(小樽迎賓館)を持つ青山留吉が故郷に建てた青山本家が公開されている。
豪邸に興味はあるが、それを建てた人物にはもっと興味がある。
雨が上がったので寄り道をした。
青山留吉は極貧の家の6男、24才の時に一人で津軽海峡を渡り雇漁夫として働いた。
そして1年後、同地に漁場を開いた。
その後は積丹半島を中心に次々と漁場を拡大して道内有数の漁業家に成長した。
僅か1年で漁場を開いたという手腕の元は、説明されないが、そこが知りたかった。
時代の波を読む先見の明、運、今ならさしずめ、IT、宇宙だろうか。
どれも程遠い。
遊佐町の税金の大半は青山家で持っていたという割に、小樽と違い遊佐町の本家は意外に質素だった。



天井に注目

天井に白い折り鶴が留まっている。
「はえどまり」と呼ばれるもので、はえは白いものに停まる習性を利用して天井の汚れ防止と美観の為につけている。
と説明されていた。

庭に備前焼の灯篭があった。
日本海側の遊佐町と岡山県の間にどういう交易があったのだろう。
事前予約でガイドを依頼出来るけれど、今回は時間が読めなかったので予約はしていない。
折角の見学だったけれど家屋と庭と、倉庫をザっと見るだけで終わった。

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