イベリア半島の旅ー3

日本がこれだけ長く寒波に見舞われていることは帰りの飛行機に乗るまで知らなかった。
反対に敏感になるのは為替である。
私がスペインに入国した2日目から日本は寒波と円高に見舞われたことになる。
2週間の間にユーロは¥10も動いてしまった。
海外にいる時は「助かったー」の感もあったけれど日本に帰れば現実は厳しい。
スペインやポルトガルはのんびりとした気風で未だにシェスタがあり、夜は遅くまでワイワイと人だかりを作って騒いでいる。
ところがエコには徹していてホテルの廊下もレストランのトイレも自分でスイッチを押さなければ電気はつかない。
そして短い時間で電気は切れる。
慣れない内はこの薄暗さに戸惑ってしまう。
私の背丈ほどの大きなゴミ箱が並び道路にごみがない。
下水道の完備が完全ではないようだけれど、町は清潔で美しい。
バルセロナから南のバレンシアまで真っ直ぐに伸びる高速道路は高い山もなく小高い丘はまるで茶畑のようにオリーブの木が並ぶ。
その間を縫うように走る高速道路はトンネルが1,2箇所あったかどうか。
道路はずいぶん安く作れたのではないかと羨ましい。
行政自治州ごとに高速代金が違うという事だったが、ETMは日本が輸出したもので日本より早く稼動している。
バレンシアといえばオレンジの実る町。
3キロが2.5ユーロだった。
家人と二人で1週間は食べ続けていた。

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