スペイン カタルーニャ紀行ー2

ダリの家(卵の家)の全景
ポル リガットにはダリが晩年を過ごしたアトリエが残されている。
当時のまま残されているので、その見学は非常に厳密に管理されている。
予約時間を過ぎると、予約はすべてキャンセルされ次の予約時間に遅れが出た時にのみ入館を許される仕組みである。
ほとんどがアバウトで進められるスペインにしては驚くほど厳重に守られる。
3時の約束から5分遅れて到着すると、10人の内入館を許されたのは3人だけになった。
取り敢えず、3人に入ってもらって、辛抱強く次の遅刻者を待つ事にした。
案の定、皆さん遅刻気味で結果的には全員入館出来たが、最初に入館した3人のストレスは大変であったらしい。
ダリについては詳しくない私の解説は恥ずかし過ぎるので、省略します。
フィゲラスのダリ美術館から1時間半ほどフランス国境を目指して走り、ピレネー山脈が大きく見え始めた頃から地中海の方へ向かい、山のヘアピンカーブをくねくねと登って行き幾度かカーブを回ると地中海が見え始める。
山肌は石が積み上げられて、ハーブが惜し気もなく咲きこぼれオリーブの木が山を飾っている。
まぎれもなく、地中海の絵に描いたようなリゾート地にダリのアトリエはあった。
交通アクセスが非常に悪く、卵の家を訪れるのはかなり難しい。が、ダリファンでなくても一見の価値はある、
雪を被るピレネー山脈とハーブが咲きこぼれるオリーブの山、目をつぶる事は不可能な風景が窓外に流れた。
ダリの家 夏の居間の窓から
リガットの海辺
山肌の石積みとハーブとオリーブ
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