旅の想い出-白馬大出の吊り橋
大出の吊り橋に初めて行ったのは、船橋で暮した頃だった。
油絵のグループで1泊スケッチ旅行に出掛けた。
声もなく見惚れる絶景だったけれど、ここには苦い思い出がある。
数台の車を連ねて出かけたと思うが、私は白馬までの車の運転手を引き受けた。
白馬に行くには首都高速から中央高速に入った。と、思う。
首都高速は滋賀県人には難度の高い高速道路でナビが無ければ到底運転出来なかった。
漸く首都高に慣れかかった頃で、中央高速に入るとホッとしたものだ。
久しぶりの信州行で少し浮かれていたかも知れない。
ふとサイドミラーを見るとパトカーが写っていた。
どうやら私の車に「とまりなさーい」と言っているようだ。
私が理解したことが分かるとPAまで先導して行った。
飛ばした覚えはないけれど、チクと痛みを覚える罰金が来た。
それだけにつり橋の美しさに見とれる気持ちが半減して翌週家人と出かけ直して風景を堪能した。
写真は2020年の夏のもの。
白馬を通りかかると今でも寄り道したくなる。
橋のたもとに女郎花が群生していた。
この時はANAホリデイ・インリゾートに宿泊した。
アルプスをバックに白い三角屋根を見ていると「チロル」に居るような気分になった。
空想チロルも良かった。
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