• 2022.9.27
• 三重
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ブロック割と地域クーポンでお得旅「三重県」｜旅に寄り道はつきもの

旅行喚起の目的で9月30日までの宿泊に宿泊料の50%上限5,000円割引が適用されている。
私の場合は、近畿ブロックに限られる。京都や奈良、兵庫はわざわざ宿泊してまで行きたいとは思わなかった。

ビジネスホテルなら1時間で帰る自分のベッドが一番いい、高級旅館では5,000円の補助では出費が多すぎる。以前のGOTOキャンペーンは割引率が高かったので普段は二の足を踏む高級旅館にも行けたけれど上限5,000円を上手く使うのはゲーム感覚で面白い。

白浜の「柳家」は喝采を上げたくなるほどのコスパで私としては成功したと思っている。

8月の岐阜県高山市、9月の和歌山県白浜市そして最後の仕上げは三重県紀北町へ。何を求めて旅をするのか、旅の目的に見合うコースの選択が出来たか。それらの総合点でブロック割の利用は役に立ったのか。

【ブロック割最後の滑り込み三重コース】
今日のニュースによると三重県のブロック割は次の全国割が施行される前日10月10日まで延長されました。
が二人で10,000円割り引きされる土日の分はすでに完売。平日12,000円引きは今日現在「在庫あり」です。

今回の目的地には、新名神高速道路 と 伊勢自動車道 経由で175km 2時間ほどの距離。そんな面白くないコースで行けば行くのが目的になってしまう。旅行は道中で旅の楽しさが決まる。

私の選んだコースは、奈良経由の国道利用。それでも181kmなのだから50km平均で走っても4時間あれば十分だ。

最初の寄り道の一番を「鬼が城」としている。けれど、鬼が城に真っ直ぐに行く訳でもない。あちらこちらふらふらと寄り道が楽しい。道の駅があれば必ず寄ると言うのがルール。

家人はアクセルは踏むけれどブレーキを踏むのは苦手の様だ。だから道の駅で強制的休憩をする。

最初の休憩は近鉄「飛鳥」駅前の国道169号沿いの「道の駅飛鳥」

ここに着いたのは未だ午前8時前、開店準備中だ。駅前にはボランティアの方と思われる方が10名近く打ち合わせ中。

行く手の看板が世界遺産・吉野・大峰を指している。世界遺産の町を抜けて行くと思うと嬉しくなる。

吉野町が近づくとびっくりするような豪邸が並んで、奈良の田舎風景を誤解していたようだ。

奈良に来れば気になる「柿の葉寿司」看板はたくさん見えるけれど、この時間に開いているはずはないと諦めかけた矢先「開いてるー」と、テンションが上がった。

明日香町、高取町を抜けて大滝ダムに近づいた当たりで見つけた。

家を出たのは6時だからここまで2時間40分かかったので小腹が空いている。サバとサケを3個ずつ包んでもらった。

ダムの傍の空き地に車を停めて、食べる朝食の美味しかった事。

ここから鬼が城までは84km、既に100km半分以上の距離に来ている。

次の道の駅は「杉の湯川上」

外のテントでアユの塩焼きを販売している。見れば子持ち鮎もあるようだ。家人は「子持ちでー」とさっさとオーダー。

室田鮎を知っていると「鮎の香りはするけれど―」と少し辛い点をつけた。分かっているのに素通りできない悲しさよ。

次の道の駅「吉野路上北山」までの道はこの行程上のハイライトになる。

国道169号は高速を使う必要が無いほど広く走りやすいが、大台ケ原ドライブウエイに入る手前はループ道路になっていて、そこを過ぎると大台ケ原に向かう狭い道路になっている。

「伯母峰道路」のポスター
珍しい名前の道路だけれど伯母峰がどこにあるのか分からなかった。多分その峰の下のトンネルを通過したのだろう。

 

吉野路の道の駅で欅のスマホスタンドを見つけた。木肌の美しさに魅せられて買ってしまった。

後で気が付いたら、私のスマホカバーはブック型なのでスタンドには立てにくい。

でも、こういうのは傍に置くだけで気分がいい。気分がいいものは運気を上げる。

道の駅を過ぎると残りは48km ほぼ1時間の距離までになった。この時点で時間は10時12分まだまだ時間はたっぷりある。

国道169号は新宮へ行く道路なので鬼が城に行くには途中から国道309を走る。

鬼が城に着く直前に道は国道42号となり、その交わる場所に「みかんの里」の看板が見えた。

店舗の外にビニール袋に入った大量のミカンが並べられていた。

外はサービス品なのかびっくりの価格。中にあるミカンだってほぼ似たようなものだけれど、2kg1,000円についついお買い物タイム。

存分に寄り道を楽しみ、鬼が城に着いたのは11時40分になっていた。

つづく