ブロック割と地域クーポンでお得旅|白浜温泉の旅の宿は「柳家旅館」で決まり

温泉宿と言うものを意識して泊まる事は滅多になかった。
最近はビジネスでも温泉はあるし、若い時みたいに温泉に入りたいという強い要求もない。
やはり温泉は疲れる。宿泊なら夜だけ朝は滅多に入らない。

ところが白浜は違った。
九州で入った温泉のように湯の花が浮くツルツルのお湯だった。

いつかは行きたいと思っていた「アドベンチャーワールド」に行こうと決めたきっかけはやはり「地域ブロック割」があったからだ。
パンダの棲家は白浜温泉なのでその周囲でお宿を探した。
有名無名大きい小さい、お宿は沢山あった。
ブロック割を最大限に利用するには一人10,000円のお宿を探すに限る。

何時もの楽天トラベルをググっていると頃合いの予算の柳家旅館が見つかった。
口コミがすこぶる良い。
私は口コミの悪いのを探して、掃除が出来てないと書かれているものが1件でもあるとそこは即刻パスをする。

支払いは12,000円/2人+入湯料300円で12,300円になる。
柳家の予算は22,000円/2人で地域ブロック割で10,000円引きとなる。地域クーポンは4,000円。

2人分で1泊8,300円と願ってもないコスパが実現した。
そして口コミ通りそれ以上のおもてなしで温泉宿の魅力に魅せられた。

白浜で300年続く宿。確かに古い感じはするけれど昭和生まれの私には懐かしい。

この写真をアップしたのにはチョット意味がある。

女中さんが部屋まで荷物を持って来て、お茶を入れてくれる事はコロナ以来まずない。
ビジネスホテルでもジャーポットは必ずあるけれど、熱いお湯が満杯に入ったジャーは初めてだった。
いつもなら冷蔵庫に備えられた水か、買ってきた天然水。それが無い時は水道水でお茶を沸かした。
だからポットは一番にチェックする習慣がある。期待していなかったために驚いた。私の旅の記憶の中では初めての経験だ。
些細な事でポイントは上がる。

車がホテルに着くと、スタッフの男性二人が出迎えてくれて一人は車をガレージに車の傷を軽くチェックしてから移動していた。
もう一人は荷物を持って、チェックインカウンターへ案内してくれた。

帰りは玄関に車は横づけ、車まで荷物を運んでお見送りしてくれた。
到着時のサービスはあるけれど、帰る時にはなぜ無いのかと拍子抜けすることは多々あった。

ソファーと別に一人用の椅子があるのかと思えば、無料のマッサージチェアーだった。
お風呂の入り口に数台あって100円入れないと動かないものではない。

次はお食事。繰り返しになるけれど1泊2食、2人で8300円。

食事の説明は、コロナの為に出来ないからとイラストで説明。
お献立には食材の産地まで書かれていた。
そして最後のデザート。水物として果物が出れば終わりが多いのに甘みまで用意して最後まで気を抜かない気配り。
多すぎて完食できなかった私は申し訳なさで身が縮みそうだった。

白浜は初めてなので、温泉に詳しくないけれど、入浴中にお宿の方が温度管理とPH管理にやって来た。源泉なので上の方が熱くなるのでと説明してくれた。
「家族でとまる宿」と言うだけにベビー用の石鹸やシャンプーの準備、食堂にはゆりかごまで準備されていた。
私のフロアーにも小さい子供さんはいたけれど、外の音は全く聞こえなかった。

そして驚くのはタオルの準備。
最近は大浴場には部屋からタオルを持ち込むことが多い。
そのタオルが朝まで乾かない事から朝用に私はタオルをいつも準備している。
このお宿は1人に2枚のフェイスタオルとバスタオルを準備し、洗面所には新しいタオルの準備もあった。
濡れたタオルは浴室に置いて来るけれど、家人は持ち帰っていた。
持ち帰ったタオルを干すのにもあれこれと困るものだけれど、部屋の浴室にタオル掛けが2か所設置されていて、換気扇をつけていたら朝までに乾いていた。

ここほど痒い所に手が届くサービスを経験したのは私のホテル史上初めてだった。
老舗旅館に本物のおもてなしを見せてもらった。

豪華ホテルや高級旅館はいくらでもあると思うけれど、気を張らず寛げて感謝の気持ちを伝えられたのは私にとってはベストの宿になった。

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