紀州備長炭記念公園から家までは遠かった

早い時間に帰りに向かうつもりで南紀田辺のICまで行くと「紀州備長炭記念公園」の案内が見えた。
10km程先になるが、火遊び大好き家人には憧れの「紀州備長炭」である。
計画変更でそちらに向かった。
メイン道路を外れると、秋津川に沿っていかにも炭を焼きそうな山道を走る。
ところが、和歌山は「二階議員」の力をまざまざと見せつけるように道路整備がされている。
バイク族が好みそうな道路なので数台が走っていた。

備長炭発見館の玄関を入ると直ぐに目に入ったのは「備長炭の炭琴」


軽くたたくと音程通りの音が出た。

炭焼きについては設置されたDVDで学ぶようになっている。
それによると技術移転により備長炭に使うウバメガシで炭を焼いているのは土佐(高知県)・豊後(大分県)・日向(宮崎県)などがある。
もうひとつの記憶としては、黒炭と白炭は製造過程に違いがあって備長炭は真っ赤に焼けた炭に灰を被せて消化するので備長炭は白炭に仕上がるのだそうだ。

アイロンに使われていたのは知っていたけれど、車が木炭で走っていたとは知らなかった。

思いがけずDVDは長く、帰りの時間を考えると少し焦りを感じて「備長炭は、買えますか」と受け付けに声掛けすると隣の道の駅でと言う事なので、直ぐにそちらに移動した。

道の駅にあるのは、室内やトイレの消臭用の物ばかりで益々焦る。
「炭として使える備長炭を探している」と伝えると、予約されている人の分しか在庫はなかったらしい。
気の毒に思ってくれて、次回の搬入日を確かめて在庫の一部を譲って頂くことにした。
色々なサイズが入ってるせいか、価格は1kg 880円とお買い得だった。

帰り道。

元の道に戻るかどうか考えたが、戻るより前に進みたい性格なので、奈良県に向かって北上するコースを取った。
龍神温泉を越えて奈良県橋本市の京奈和道路に繋がる道である。
自宅までの距離は200kmなので遠くはないが、カーブの多い山道がどのくらい走れるかにかかっている。

道の駅ごとに休憩をとるのはドライブの楽しみである。

龍神は山の中、木工が盛んなようで、木製品を沢山販売していた。

次のみちの駅は「田辺市龍神ごまさんスカイタワー」
タワーは、護摩木を積み上げた形に造られている。

紀伊山地の山々が見えるらしいけれど、ガラスが汚れていて残ながらすっきりとした写真は撮れなかった。
和歌山の道の駅 ごまさんスカイタワーのサイトでご覧ください。
この地点が1306mと言う事は比良山の1214mよりも高い所を走っているという感動があった。
地上は32℃だったのにここは22℃と10℃も気温が低くホッとする場所だ。
橋本市に向かってダラダラと坂を下ると、いきなり見覚えのある朱塗りの門が見えた。

高野山に来ていた。
「まさかや〜」無計画の帰り道はナビ任せ。

山の中では、ひと足早く秋が始まっていた。

メモ:帰宅時間は19時30分。途中休憩1時間。

家に着くまでが旅行です。

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