旧母衣町(きゅうほろまち)を歩く・金沢市

金沢の町は角を曲がるとタイムスリップする風景に出会う。
何度も通うけれど浅ノ川彦三界隈の風景はいつも新鮮だ。
普段は車で通る道を歩くと、そこに町名を彫った石があった。
「旧母衣町」聞いたこともない町名だけれど、その界隈にある土塀の家や路地に興味があるので調べてみた。

「母衣町」は母衣衆と呼ばれる歩士に由来するとされています。区域の南側には指定保存建造物の「野坂家」や土塀が残り、この町の積み重なる歴史が感じられます。「歴史都市推進課」

金沢市のHPに上記の説明があった。
トップの写真は「野坂家」と土塀と言う事になる。
この土塀が好きで、ここから浅ノ川に下る路地は武家屋敷の通りよりも私は気に入っている。

「旧母衣町」の標識が建てられている場所にある家は、広い間口と奥行きのあるアプローチで付近の建物とは違う佇まいが気になっていた。個人邸のようでもありと気になる建物だ。
今回やっと九谷焼の梅山窯 と分かった。
前を通るとふらふらと入りたくなる。

すぐ傍に「彦三緑地」と言われるつつじで有名な庭園がある。


藩政期には1350石の「遠田家」の屋敷であったそうだ。
加賀藩士遠田家が6代藩主・前田吉徳から拝領したツツジを中心に、72種類1400本のツツジが植えられている。
つつじの頃に散歩をした事がある。つつじの匂いにむせそうになった。
ほんの狭い範囲だけれど、朝の散歩向きの道である。

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