風景点描

「まぁーよく出かけるわねえー」と言われることもしばしば。
知らない所に行くなら兎も角、知ってるところに通うんだから、呆れられても仕方がないけれど。
私は風景を見るために出かけている。趣味みたいなものだ。
同じ所でも同じ風景ではない、風景も一期一会だと思っている。
トップの写真は福井県の越前海岸で敦賀方面に向かって走ると、緩やかなカーブが続いてその先に海が見える。
その瞬間は春夏秋冬いつ見ても「ハッとする」走る車の中からなので一眼レフでは写せない、スマホがあればこそである。
昨日はあわら温泉駅の近くに素敵な並木を見つけた。
何時もとは違う道を走ったので偶然出会えた。
何の木か分からなかったが帰ってから「アメリカフウ」と知った。
紅葉の頃にはまた行きたいものだ。

金沢浅野川にかかる「中の橋」
欄干と桁隠しの部分が木で作られた歩行者と自転車専用橋。
この橋は今まで何度も写真にしているからブログにも度々UPしている。
私は橋や建造物も風景同様に好きだけれど「中の橋」は特に好きな橋である。姿が美しい。
泉鏡花の小説「化鳥」の中に「中の橋」が登場している。

出掛ける時は、出来るだけ早朝に出発する。
今の季節は6時前。
早朝は、湖西の山にかかる雲が面白い。
昨日の空は「ためらい空」だった。
山並みを半分隠す黒い雲と青空になりたい薄い雲のせめぎあい。

雲を見るのは退屈しない。
昨日湖西地域は激しい雷雨だったらしい。
帰り道、黒い雲の隙間を薄くこじ開けて、太陽の存在を示すような光が漏れていた。
運転手側だったので写真は写せなかった。

これだけで一日たっぷり楽しめる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

生活・文化の情報収集

ブログランキングで生活・文化関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る