観光客誘致の情熱度NO1の町

私の旅計画は大抵自分で創る。
PCで殆どの情報を得て計画するが、たまに少し深い情報が欲しい時は目的地の観光課に電話を掛けて相談をする。
その電話対応で目的地の市や町の観光に架ける熱心さは伝わる。
今までで一番感心したのは長野県箕輪町だった。

去年の秋、箕輪の「赤そばの里」の事を知った。
赤そば祭りがあったというニュースだったので、もう見頃を過ぎているだろうかと観光課に問い合わせた。
若い男性だったけれど、親切な対応で「ピークを過ぎてはいるけれど未だ綺麗です」と今朝見て来たかのような口ぶりで話してくれた。「坂道もあるし、昨日の雨で少しぬかるんでいます」と言い添えた。
今まで観光課に電話をかけて即答で詳しく説明を受けたのは初めてで少し感動した。
「赤そば」は1年後の計画として、「箕輪ダムの紅葉」を見に行く計画に変更した。
HPではかなり混むようで事前に駐車場の予約をしたほうが良いと書かれていた。
我が家からは300km程の距離なので普通に走れば3時間半で計算する。
近くには有名な桜の名所、高遠桜があって高速道の降り口から渋滞が始まり高遠にはいつつくのか予想が出来ない事もある。
駐車場はネットで予約出来たけれど、どのくらいの渋滞が予想されるだろうかと又観光課に電話をした。
今度は若い女性だった。
「高速の降り口から渋滞するとは思いませんが、その時々で変わりますので」と言われた。
丁度月曜日だったので「昨日の日曜日はどうでしたか」と聞くと又もや即答で返してくれた。「それがですねー、そんなに混まなかったんですよ」観光地と観光課がこれほど密な土地は知らない。
結果的には全く渋滞はなくスムーズに駐車場に到着出来た。
そこでまた驚いた。
駐車場の前あたりから駐車場案内の人が立っている。
町内の方々らしいけれど町の職員の年齢はとっくにオーバーしている。
駐車場にも沢山の案内人、どなたも大歓迎の笑顔で親しく迎えてくれる。
観光課の応対も良かったしもみじ湖の案内も至れり尽くせり。
もみじも最高、人情も最高すっかり箕輪町のファンになった。
蓑輪町観光課のHPを見ると箕輪町の観光にかける情熱が伝わる。
箕輪町は通り抜ける町だったけれど、これからはわざわざ行きたい町になった。
それに比べると、観光課の職員の中には「現地の事を聞かれたも・・」や「しばらくお待ち下さい」と長く待たせるところ、どちらかと言うと後の方の対応がほとんどである。

昨年夏に「襟裳岬」に咲き終わったルピナス・ピクシーデライトがあった。
持ち帰って種まきをしたら、我が家でも花が咲いた。
ピクシーデライトと言う正式名があるけれど私は「エリモルピナス」と名付けた。
これも旅の楽しみ。
人、モノ、出逢いは旅の醍醐味。

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