下北半島‐仏が浦

下北半島には、津軽半島からフェリーで渡る。
仏が浦、大間、恐山がこの日のコースなので、ホテルの出発時間はフェリーの時間に合わせてAM7:30となった。
私的には、一番関心のある半島だから早出も気にならない。
バスに乗ったままフェリーに乗り、降りたところで遊覧船に乗り換えて仏が浦に向かった。乗り物のリレーがいいのがツアーのメリットと思う。交通機関に不安がある時はツアーを探すと能率的だ。
けれど、数々の不満はある。それは後日。
仏が浦に船が着くと徒歩で奇岩の間を自由に見て回わる。

この岩は1500万年前の海底火山噴火の噴出物で、仏ヶ浦で見られる白緑色の
凝灰岩はグリーンタフと呼ばれいる。
海底火山活動を代表する岩石である。
晴天に恵まれたので青い空をバックに奇岩群が美しく映える。

仏ヶ浦では、津軽暖流に乗った様々のものが漂流した。
江戸時代に流れ着いたお地蔵様を祀った事から信仰が始まり仏が浦の地名の起源とされた。
また、グリーンタフの地層が隆起して雨水や波の浸食を受けた結果が現在の巨岩、奇岩の景観を作った。


如来の首

奇岩は、それぞれの形によって、如来の首、五百羅漢、一ツ仏、親子岩、十三仏観音岩、天竜岩、蓮華岩、地蔵堂、極楽浜など仏教や霊界を連想させる名前が付けられてその総称として仏ヶ浦と呼ばれている。

数年前に中国黄山の奇岩群を見に行ったことがある。
意識してなかったけれど、こういう景観にパワーを感じることが分かった。
ジオパーク好きの好奇心を十分に満足させる景観だった。

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