『加齢』と言われて終わるか、始まるか

「加齢ですかねえー」と病院で言われると、少し引っかかる。
加齢であるなら、自分でもある程度は分かる。わざわざ時間を作って病院に行くのは、それを確認するためだけではないはずだ。
そう思ってしまうのは、座ると違和感のあるふくらはぎに、ずっと困っているからだ。
膝関節が原因かもしれないと言われ、ヒアルロン酸注射も受けた。けれど、変化はなかった。
脊椎のMRIも撮ったが、「そんなに悪くないですね。同年代に比べたらご立派な方ですよ」と言われる。
ありがたい言葉ではあるけれど、違和感そのものは消えない。
そして最後に出てくるのが、「ご年齢もありますからね」という一言。
間違ってはいないのだろう。でも、それだけで片付けられると、少しだけ置いていかれたような気持ちになる。
こういう時は、AIクリニックだ。
AIに聞いてみると、「固有受容感覚の低下」という説明が出てきた。
固有受容感覚とは、「自分の足が今どこにあって、どれくらい圧がかかっているかを感じる力」のことらしい。
年齢や膝の状態によって、
軟骨の変化 → 関節内のセンサーの低下
年齢 → 神経の感度の低下
その結果、圧が正しく伝わらなくなる。
それが「クッションのような違和感」や「風船のような感覚」につながる、という。
そう説明されると、話としては分かる。
けれど、「感覚の精度が落ちている状態です」と言われても、それが自分のこの違和感とぴたりと重なる感じは、まだない。
さらにAIは、薬よりもバランス感覚を整えるトレーニングの方が有効なケースだと教えてくれた。
いくつかの簡単な運動も提案されている。足裏をほぐす動きや、片足立ちなどがいいらしい。
そして、
「1〜2週間試して、変化を見ていきましょう」と続く。
少し前向きな気持ちになった。
世の中、変わってきているのかもしれない。
順番を待って行ったクリニックで少し消化不良を感じ、
AIの説明に、納得しようとしている自分がいる。
どちらが正しいのかは分からない。けれど、少なくとも今の私には、この説明の方が受け入れやすい。
納得できる言葉を求めているだけなのかもしれない。
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