官僚言葉「前広」は何故使われる

ラジオで衆議院予算委員会を聞いていたら安倍首相の「まえびろ」と言う言葉が耳にとまった。
以前にも書いたけれど政治用語は国民には伝わりにくい。
わざわざ、伝わらないように使っているのか。
前回は「めど」にこだわった。
これをわざわざ「目途(もくと)」と読ませる不思議。
NHKはひらがなで「めど」と書いている。



今回は「まえびろ」である。
類意語は「前もって」「予め」であるらしい。
最初からそう言ってくれれば、わざわざ調べる手間が省けようというものだ。

パソコンでググっていたら

浅野史郎のWEBサイト『夢らいん』には、

官僚の言葉はわかりにくさが特徴である。これは、国民からエラそうに見えるように、わざと難しい言葉を使いたがることにも原因がある。頻繁に使われるカタカナ言葉も同根であるが、評論家なども同じで、「エラそうに」というのが共通点である。

役人がわかりにくい表現を使うのは、尻尾をつかませないという思惑もある。あとで言い訳ができるように、もったいぶって言っておこうという役人の本能が言わせる言語習慣である。
と書かれている。

首相の言葉は国民に最も分かり易く伝えるべきではないだろうか。
わざわざ分かりにくい文章を書いてくる官僚文は国民が理解しやすい言葉に訂正して、誰もが知っている優しい言葉で伝えて頂きたい。
それにしても、よく使われる「必要となれば躊躇することなく、可及的速やかに実行いたします」はもう、テープの巻き戻しのようだ。
躊躇しまくり。
可及的速やかに新型ウイルスコロナに対応してほしい。
最近の答弁は再放送かと思うくらい同じことを繰り返していることに気付いて欲しい。

北海道や、大阪の友人は「知事は信頼できる」と自信ありげに言う、私は「でも総理は残念やったねー」と言って留飲を下げている。

お口直しの「牡丹」

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