数字が苦手だった私が、数字に向き合った理由

私は子供の頃、算数が苦手で理解できない子供であった。
しかし、そんな私が今、大人として日常生活の中で、気づけば数字と向き合っている。 それは、数字が「生活の課題を解決するツール」だと悟る経験を重ねたからかもしれない。

さて、何故そんな昔の話を引っ張り出したかと言うと、きっかけの一つが、我が家の「オイル代」の管理であった。
我が家では灯油が冬の暖房の要であり、またガソリンは日々の移動に欠かせない。そのオイル代がじりじりと単価を上げている。
灯油は昨年の年初から年末までに1リットルあたり7円値上がりしており、年間の灯油代は103104円に達していた。
さらに、ガソリン代も昨年から11円の値上げがあり、給油をする度に支出が増えていることを実感している。
2024年は政府補助が入っていいる。今年も入るらしいが今年はもう少し厳しくなるだろう。
面白いのは、数字が嫌いだった私が、今ではそれを使いこなしていることである。 家計管理のために灯油代やガソリン代の変化を計算する作業が、今では楽しいとすら感じている。
数字が「ただの記号」ではなく、「状況を理解するための道具」となっているのだ。

考えてみれば、小学生の頃、割合の計算やグラフを苦手としていたのは「その先の役割」を理解していなかったからで「数字は、未来の自分を助けてくれる大切な武器になる」と理解していたらもう少し、ましなことに頭を使っていたかも知れない。

私がこの一年で感じたのは、「ほんの小さな数字の変化でも、生活に大きな影響を与える」ということである。家計を見直し、未来のための計画を立てる中で、数字の大切さの再認識はもちろん、すべてを計算通りに進められるわけではないが、数字を「生活を整える」ツールとして活用することで、少しずつ前向きになれる気がして来るものだ。

次の新しい一年。物価の上昇で家計費の負担増という課題がある中で、数字と向き合いながら、生活を守り、豊かな日々を目指していきたい。

昔の私に、「数字なんて嫌い」と突っぱねていた私に、今ならこう言える。
「数字は嫌いでも、生活を支える力になるのだと気づいた瞬間、数字は大きな味方になる。」と。

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