パントリー整理が教えてくれたこと

今年の正月休暇は9日間と、例年に比べて長め。今日からはUターンラッシュが本格化するだろう。
私は、正月を脱して日常に戻る準備として年末から気になっていたパントリーの整理に取り組んた。新しい年に向けて、日常を整えるための一歩となるように。

私のパントリーといえば、システムキッチンの端にある引き出し。腰の高さに位置する上下2段の構造で、それぞれの引き出しの中もさらに2段3段とに分かれている。これまで特に不便を感じることなく使ってきたが、普段あまり使っていない腰より低い引き出しをあけると、引き出しの中全体が見渡せた事にびっくりした。
「頻繁に使うものは上から見下ろせる方が便利だ」と気づいたのた。例えば、小麦粉やゴマ、昆布など、料理でよく使うアイテムが上段の上にあると取り出しづらい。しかし、これらを下段に移し見下ろす事で作業効率がぐっと上がると思える。

これまで約30年近く、この配置を疑うことなく使い続けていた。振り返ると、自分の「思い込み」や「常識」にとらわれ、無駄な使い方をしていたことに気づかされた。

この経験を通じて、「慣れ」や「既成概念」ではなく、自分のライフスタイルや使い方に合った配置を意識する重要性を再認識した。そして思った——この現象は、パントリーだけでなく、私たちの日常生活のあらゆる場面に潜んでいるのではないか、と。

例えば、毎日使う文房具の配置、クローゼットの整理、デスク周りのレイアウトなど。無意識のうちに「これが普通」と思い込んでいることが、本当は非効率的だったりするかもしれない。

今年は身近な場所の配置が本当に自分にとって効率的かと意識してみようと思う。
「当たり前」と思っていることを少しだけ疑ってみる——それが、新しい発見や日常の改善につながるかもしれないから。
新しい年を迎えて小さな目標になった。

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