朝の音
2011年1月の雪
朝ブラインドを開けると、雪が舞っていた。
一時間前に暖房が立ちあがっているので、室温20℃。
サッと着替えてキッチンに立つ時間は嫌いではない。
好きでもないけれど、この手順が狂うと,かけ違ったボタンのように一日がどこかおかしい。
コーヒーのお湯を沸かし、パンをヘルシオに放り込む。
待ってましたとヘルシオは大きな音で朝のしじまを破っていく。
お湯が沸き、カップに移して、まずさ湯をゆっくりと飲む。
身体の内側を熱いお湯が通って行くとやっと目が覚める。
キャベツ、ニンジン、エリンギ、ブロッコリーをルクエに入れてヘルシオへ。
ヘルシオは一段と轟音を上げる。
換気扇も負けじとうるさい。
テレビの音なんか聞こえない。
朝7時パンを焼き上げようと前夜に仕掛けておくと、朝方大きな音で立ちあがり、知らないとビックリする。
私は静な朝に憧れる。
消音の電気製品が出来る日を待っているのは私だけではないはず。
大きな市場になると思うな―。
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