春うらら

近くの川端の桜が八分咲きになった。
遠回りをして日吉大社の太閤桜を見に行くと、高くそびえた枝先を振袖のように揺らして、ひらひらと風に流されていた。
毎年、この桜が満開になると、私の心は春の気分に充たされる。
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関東、関西、九州の有名な桜は大抵観てきた。
今頃、熊本の一心行の桜はどうしてるだろうかとか、多磨霊園の花吹雪は今年も盛大だろうかとか、気になる桜を何本か思い出すのもこの頃である。
弘前と函館五稜郭の桜を見ていないのが心残り、暇になったら桜前線を追いかけようと言っていたけれど、暇がないのと、お金がないので中々、追いかけられないでいる。
少しくらい残しておくのも楽しみというものだろう。
桜と入れ替わりにクリローは終盤を迎える。

水回りの工事もようやく先が見えた。
養生が外されて歩きやすくなったが、埃を盛大に被っているドアや廊下は何度拭いても、拭き取れない。
昨日、洗濯機が室内に戻されたので、久しぶりに室内で洗濯をした。
頃を見計らって、干そうとしたら排水ホースの接続が雑だったと見えて、床が水浸し。
家中の雑巾を総動員して、一人で大騒動をした。
それでも、数日前に比べれば生活は楽になった。
ご近所さんが時々見に来てくれる。
感想は、概ね「ふうーーん」と言ったところ。