知るを楽しむ

skogのある南比良は裏は比良山系の山並、目前は琵琶湖と恵まれた環境にあります。
山と湖の間をR161が大津市内から敦賀に向けて琵琶湖を縦に走っている。
そのR161沿いに日吉大社の摂社「樹下神社」があります。
私はEMYさんに「神社系」の人間ではないといわれている。
ちなみに「神社系」「仏閣系」「縄文系」と分類すると私は「神も仏も頼らない縄文系人間種」らしい。
ところが、そのEMYさんがやたらと私の気を引く発言をしてしまった。
R161にある神社はすっきりと気持ちのいい神様がおられるのですが、その神社の造りは全国の神社の中でも見たことのない双子の造りになっている。
と教えてくれた。
私が神社系ならば飛んで行ったのだろうけれど、そこまでの行動をしないところはやはり縄文系なのかと妙に納得。
でも、双子の神社といわれると俄然興味が湧いて真意を確かめたくなった。
その神社は大津市坂本には全国の山王山の総本山になる日吉大社があり、そこから分詞された「樹下神社」である。
となれば、日吉神社に電話でいわれを聞こうと閃いた。
問題の解決は早いに越したことはない。すぐ電話。
幸いにも樹下神社の宮司さんにたどり着きお話が伺えた。
信長が比叡山の焼き討ちをした時にここへお遷ししたそうです。
神社の鳥居が双子になっているのはこの地域は南比良と北比良に分かれていて水争いがおこり、神社を二つに分けたとか。
ところが狭い場所だったので鳥居を横に並べることが出来ず、少しずらして作られたのが双子に見えるいわれだとか。
神様は元は下賀茂神社におられた玉依姫さまだと伺いました。
下鴨のご出身なので鴨 玉依姫と呼ばれた方だそうです。
知ると俄然面白くなってきましたよ。
日本は神国で次に仏教が入ってきて・・・
久しぶりに「知る」を楽しみました。

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コメント

    • EMY
    • 2007年 9月 11日

    店主様は凄いですよ~!
    そのフットワークの軽さ・・・。脱帽です(笑)
    私はskogさんに滞在中、たまたま前を通りかかったら何か良い「気」を感じたので、日を改めてメイミンちゃんと参拝に行きました。
    この「樹下神社」の作りはほんと、珍しいですよ。「神社系」の私は日本全国津々浦々色んな所を見てますが、双子の鳥居(しかもちょっとずらしている所がポイント)は大変、珍しいと思います。
    歴史的背景のご説明、ありがとうございました。
    私って白洲正子みたいに、何も知識を入れずフラフラするのが好きで・・・っと書いたら思い出しましたけど、白洲正子も滋賀県好きでしたよね(笑)

    • skog
    • 2007年 9月 12日

    EMYさん
    私は信仰心以上に好奇心が強いのでしょうね。
    知ってしまえばあーそうか。ですが次から神社参拝のときはかなり関心を持てそうです。
    白洲正子さんは滋賀大好きですよー。
    白州さん亡き後はEMYさん、滋賀県の応援をお願いしますね。

    • えり駒
    • 2007年 9月 13日

    はじめて書き込み致します
    先日ハッピースパイラル展のときにタオルを貸していただいたものです
    おっしゃるとおり本当にいいタオルでした!
    ありがとうございました☆
    skogさんにも比良山にもすっかり魅了されてしまったので
    また10月の上旬にお伺いします(タオル長いことお借りしてすみません)
    樹下神社は私もこないだの行きしなに立ち寄りましたが
    つくりの珍しさには全然気づきませんでした!
    勉強になりました*

    • skog
    • 2007年 9月 13日

    えり駒さん コメントをありがとうございました。
    比良の温泉はいかがでしたか?
    ちょっと混み合う時間だったかしら。
    タオル気にしないで下さい。
    お気に召しましたらそのままお使いください。
    秋が深まれば比良の紅葉も進みます。
    お見えになるのでしたらその頃はいかがでしょうか。
    もし、電車をご利用の場合はお電話を下さい、お迎えに行きます。
    樹下神社本当に変わっていますよ。
    機会があればまた、お寄りください。

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