身辺整理を始めてわかったこと-買取サイトとメルカリの現実

昨年、春と暮れに親しい人との突然の別れに直面し、私も急かされるように身辺整理を始めた。
「死んでしまえば何も要らない」と思えば、片付けは容易である。この機会に、手放すべき物の整理を進める中で、「買取サイト」の実態を検証してみることにした。
試しに査定に出したのは、バカラの「ローハン」ワイングラス1脚。
現在、バカラの店舗で販売されている価格は29,700円である。
今回は、以下の4社の買取査定を比較
⑴ 福ちゃん
陶器、ガラスの買取:ほぼゼロ
貴金属やブランド品の買取が中心
インターネット査定なし、出張買取のみ
⑵古美術永澤
査定金額:ほぼゼロ(価値なし)
電話対応は非常に良い
ネット査定
⑶リスタイル
査定額:2,000円
ネット査定
⑷本郷美術骨董館
査定額:3,000~5,000円
ネット査定あり
この結果から、買取サイトでの査定価格の相場がある程度分った。
次に、フリマアプリ「メルカリ」での相場を確認すると、バカラのローハン ワイングラスは 1脚10,000円前後 で取引されていた。
そこで、試しに 相場の半額で出品 してみたところ、 5分もかからずに売却成功!
つまり、買取サイトよりも 数倍の価格 で売ることができた。
以前から、「着物や洋服の買取価格は1着100円程度」と聞いていたけれど、作家もの陶器や高級ガラス製品も、買取サイトではほとんど値がつかないことが分かった。
買取サイトのメリット 手間なくすぐに処分できる
フリマアプリのメリット 遥かに高く売れる 大事に使ってくれる人に直接渡せる
本音を言えば、手放すのなら、「自分の大切にしてきたものが、誰かの手でまた大切にされる」と思いたい。
そう考えると、気力のあるうちに、少しずつでもこの大仕事を終えていきたいものである。
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