旅に出たなら何食べる-蟹の坊で味わう絶品丼②

蟹の坊で食事を要領よく頂くにはちょっとしたコツがある。

9時半になると店内のデジタル予約システムが起動する。そこに名前を書いて紙の予約票を受け取る。そこに書かれたQRコードをスマホに読み込むと、待ち時間を知らせてくれるシステムがある。
私は10時に「蟹の坊」に到着したが、30分の間に6組の予約がなされて私は7番目であった。

予約を終えても11時の開店までは1時間もある。4キロ離れたところに在る「ふれあいパーク三里浜(道の駅みくに)」 で農産物や海産物の買い物をすると時間は、瞬く間に過ぎる。
11時の開店と同時に入れたが、オーダーに時間がかかる。私の場合は単純な丼だから特急である。
しかし他の方は、折角だからと、あれこれとオーダされるので丁寧な調理法の説明があり、作り置きは無いのでそれからの調理となり料理の出て来るまでには時間がかかる。私が帰る頃は大勢の方が待っておられた。
出来るだけ10時ごろには来店してデジタル予約システムの登録をすることをお勧めする。
11時のみ予約が出来るとHPに書いていたので電話をしたけれど満席と聞かされていた。
多分12時は超えることになると思っていたけれど、11時からの組に入れたようである。

1階はカウンター席で、越前電鉄の三国芦原線の電車が目の前を走る。一瞬びっくりしたけれど中々出会えない光景であった。
カウンター席は、少なそうであった。奥の方にテーブル席があるらしいが私は急な階段を上がった2階に通された。
2階は丸いテーブルが3卓あった。ここは座布団に座るので足の悪い人には厳しいだろう。ただしこの部屋はまるで電車の線路上にいるかのような迫力があり、電車が窓枠一杯に走る。


そもそも「蟹の坊」は越前鉄道「三国港駅」に隣接しているので、2階に上がれば駅の様子も電車の走る姿も良く見えるのである。食事に夢中になっていても電車が走れば、家がかなり揺れるので直ぐに分かる。顔を上げれば目の前に電車があると言う素晴らしいロケーションも魅力であった。

福井駅からは越前電鉄で蟹の坊まで48分880円である。
ローカル線の旅としては最高ではないだろうか。お薦めである。

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