おむすびを食しに金沢へ

輪島市のこしひかり門前米や能登食材を使った、握りたておむすび専門店が来年2月までの期間限定で4月26日、金沢市堀川新町の金沢フォーラスに「ほのむすび 金沢フォーラス店」としてオープンした。
おにぎりは好きだし、越前海岸も久しく走っていないから応援を口実にして出掛けた。
田植えのあとで、越前海岸にも白山の見える田圃にも水が入って平和で、長閑な風景だった。
ほんの5か月前のお正月に、大震災に見舞われた事が嘘のようだ。
この風景の見える地域は能登とは被害の大きさは全く違うけれど、近い場所ではある。



金沢フォーラスは金沢駅に隣接していた、普段はあまり通らない所だから全く知らなかったけれ、どこの近くには金沢ネオ屋台村も出来ていた。

街の様子も、売られるものも、私の知る範囲から最近は少しずつづれていく。
それを時代の流れと言うのだろう。
おにぎりやさんに入るお客さんは少なかった。お隣の「回る寿司やさん」の前は長蛇の列だ。
金沢では「震災」は忘れられているとは思わないけれど、行動は正直だ。いや、もう震災について語ることから少し離れたいのかも知れない。



おむすびとセットで注文できる御膳メニューは4種類。
なかでもイチオシの「おもてなし御膳」(おむすびの価格+1,408円)は、石川の食材をふんだんに使用した8品のお惣菜が味わえる。全てに「めった汁」が付く。
めった汁とは「あれもこれも、めったやたらに、入れている」と言う意味があるそうで具だくさんの豚汁のことだった。
お昼に頂いた口コミの良い食事が私たち夫婦には合わなくて胃もたれがしていたので「おもてなし御膳」は敬遠して「めった汁」セットでお願いした。

たっぷりのめった汁と鶏のから揚げが熱々で2個、豆腐の上に岩ノリ?と3種もおかずがあったので私は鮭むすびを1個頂いた。めったセットは680円+おむすび350円で美味しく頂いた。
写真的には綺麗に見えないけれど、めった汁と鳥のから揚げが熱々だっただけでも高得点だ。

金沢フォーラスは金沢駅に隣接するので駅のロータリーが良く見えた。正面の鼓門は横向きになる。

そしてここが見える場所を飲食店が独占したくなる気持ちは良く分かる。けれど、この場所は飲食店ではなくて市民が自由に寛ぐ場所になっている事に感心した。

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