冬至前の薄明かりに包まれて
冬至の前の朝がこんなに暗いとは知らなかった。
1週間ほど前から朝のベランダがそれ以前よりかなり暗いと感じている。
6時15分前後にベランダに洗濯物を干しに行くが、ここ数日洗濯物が良く見えなかった。真っ暗ではないが、薄明かりの中で洗濯ものを籠から出して干していく。
干し終わる頃に東の空が明るくなって干し終わった洗濯物を確かめている。
ベランダからは、比叡山の中腹に建つホテル「ロテルド比叡」が正面に見える。その灯りは朝の薄闇の中で輝き、心を和ませてくれる存在である。 多くの旅人たちが琵琶湖の景観を楽しんでくれただろうかと想像を巡らせるのが楽しみである。
私は、旅先の宿では朝の風景を眺めるのが好きである。 特に、朝の通勤時間の町の動きには活力を感じる。
「ロテルド比叡」に宿泊する全国の旅人たちに向けて、「今日も良い日でありますように」と心の中で声をかけながら、その灯りを見上げるのが日課である。
ベランダの灯りは付けずに、自然の薄明かりの中で洗濯物を干し終えた後は、きなこと散歩に出掛ける。
午前7時、朝の光に生命力を感じながら、今日も新たな一日が始まるのである。
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